れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブカンゾウ(藪甘草)キリ(桐)の実キキョウ(桔梗)まり・クワコを飼う

2022-06-30 05:19:50 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


ヤブカンゾウ(藪甘草)
<ツルボラン科ワスレグサ属>
私の図鑑ではユリ科になっていて、
一番新しいのでは、ススキノ科になっている。
検索ではツルボラン科になっていました。
こんなに華やかな花なのに、有史以前に中国から観賞用、食用
として渡来したと考えられている。
実は・画像のヤブカンゾウは我が家に咲いたものです。

       
     今年はたくさん茎を伸ばして、蕾をつけているので、
     花は一日花だけれど、暫く楽しめそうです。


  里山の田畑や畔土手などに生え、特に人家の周りに咲く。
  (あぁ‥行きたいなぁ。里山へ🍙もってわんこと一緒に。)
  草丈は80~100センチ。
  花は直径8センチで、橙黄色の大輪の花を咲かせる。

▲因みに、上はノカンゾウ

     
      一重咲きのノカンゾウに比べて、花は八重咲きで華やか。
      八重咲の花の先端は雄しべ状になっているものがあり、
      雄しべと雌しべが花弁に変化したものだと解る。


  ▲キキョウ(桔梗)
  <キキョウ科キキョウ属>
秋の七草のひとつ
万葉集で山上憶良が詠んだ
   秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば 七草の花
  萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花

おすきなふくは おおきなはかまはく ハスキーなお袋 フナオ君は好き?
など、色々覚え方があります((´∀`))ケラケラ

この中の朝顔が桔梗。
茎の先に4~5センチの青紫色の花を数個つける。
花の花弁は5つに分かれている。

開花直前の蕾は膨らむ。
雄しべが先に熟し、雌しべは雄しべが花粉を出した後、受粉可能になる。
花が開くと、雄しべが開くが、雌しべは閉じたまま。
雄しべが枯れると、雌しべが開く。
時間差によって自家受粉しないような仕組みになっている。

    

 

▲キリ(桐)の実
 <ノウゼンカツラ科キリ属>
落葉高木。樹皮は灰白色で皮目が多く、成長が早い。
葉は対生し、長さ10~20センチの広卵形で、
両面に粘り気のある毛が密生する。

  
蒴果は長さ葯センチの尖った卵形で、熟すと二裂し、
翼のある小さな種子を多数出す。


※上は花
  5月頃、長さ5~6センチの紫色の花を多数つける。

               休憩
   
     甘えん坊のまり

★昆虫コーナー
昨日、散歩途中で桑の木にクワコ‼を発見!
一度、育ててみたかったので、持ち帰る。💘


結構、ぐしゃぐしゃの貌で、可愛いのかブスなのか?
暑いので、シャワーの霧吹きで水をかけてやる。
体長を計ったら、約3センチだった。




本日6月30日の朝、フンは少なくて5粒ぐらいだったが、
昨日より断然成長している。
4センチはあった!
新鮮な桑の葉は近くに沢山ある(今のところ)
沢山食べて大きくなって!(#^.^#)
今が何齢なのか解らないのだが、そんなに食欲旺盛と言う感じがしない。
明日が楽しみ♪

       俳句季語蚕(かいこ)
     春蚕(はるご)毛蚕(けご)捨蚕(すてご)
       養蚕 蚕の眠り 蚕棚などと使う。

    わがのぞきこみて蚕を暗くせり  今瀬 剛一

 

 

 


 

      

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オカトラノオ(丘虎尾)チガヤ(茅花)クマノミズキ(熊野水木)アマガエル・チャバネアオカメムシ・俳句鑑賞

2022-06-15 05:48:58 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲オカトラノオ(丘虎尾)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
 野や山、丘陵などの日当たりの良い草地に生える多年草。
 花穂が虎の尾のように見えるのでこの名がある。
 茎や花穂の軸に白い毛がある。


 花穂は10~20センチで、一方に片寄って白色の花をつける。


      

       

   ▲チガヤ(千萱・茅花)
   <イネ科チガヤ属>
   日当たりのよい乾いた草地に群生する多年草。
   根茎は白く、地中を長くはい、節々から先の鋭い線形の葉を出す。


晩春、花穂をつけ、後に茎が長く伸びて高さ30~80センチとなる。
白い毛を密生した花穂が、一面に風にそよぐ。
若い花穂は古くからツバナ(茅花)と呼ばれている。


ツバナや白い根にはかすかに甘味がある。
小穂は長さ3ミリほどで、柄の先に1個ずつ付き、
つけ根には長い絹毛がある。
根は茅根(亡魂)と呼ばれ、利尿剤にする。

             休憩
  
   クマノミズキ(熊野水木)
   <ミズキ科ミズキ属>
   今咲いているのは、クマノミズキです。
   ミズキの樹形は大らかに横に伸びているし、
   葉もクマノミズキは細長く対生する。
   

   ★昆虫コーナーは、チャバネアオカメムシ


  ▲チャバネアオカメムシ
  <カメムシ科カメムシ亜科>
 雑木林の周辺で見られ、桜や桑の汁を吸う。
 柿、梨などの果実を食害する。
 灯火に飛んできたりする。


ニホンアマガエル
この頃は、滅多に蛙を見なくなった・

寂しい事だ。
       
         俳句季語蛙(かわず)
    蛙(かえる)・初蛙(はつかわず)・遠蛙(かわず)
   夕蛙(ゆうかわず)・ 蛙合戦(かわずがっせん)などと使う。

       明日はまた明日の日程夕蛙 高野 素十
               

  

 

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クチナシ(梔子)ホタルブクロ(蛍袋)ヤマホタルブクロ(山蛍袋)ジャノメソウ(蛇目草)オオキンケイギク(大金鶏菊)・オオスカシバ幼虫・俳句鑑賞

2022-06-09 06:28:53 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲オオヤエクチナシ(大八重梔子)
<アカネ科クチナシ属>
常緑低木。
大輪で八重咲の園芸種。
いい匂いの梔子が咲きだした。
★後から、アツプするつもりだが、低木の下にフンが・・。♪
今年初めての、オオスカシバの幼虫にであった!
だいぶ、大きくなっていたのでたぶん・これから地中に潜るつもりかもしれない。

元気で育ってね(#^.^#)
まだ我が家には、レモンの葉にいたナミアゲハの蛹がいるから、
持ち帰らず、見守ります。


▲クチナシ(梔子)
<アカネ科クチナシ属>
葉は対生し、長さ4,5~17センチの長楕円形で革質。
光沢がある。
三大香木の一つです。
沈丁花・梔子・金木犀
基部に小さな托葉がある。

枝先の葉腋に芳香ある白い花を1個づつつく。
花冠は筒部が細く、先が5~7裂し、直径6~8センチになる。
雄しべは6個、花柱はこん棒状でよく目立つ。



ホタルブクロ(蛍袋)
<キキョウ科ホタルブクロ属>
花の形が火垂(提灯の古語)に似ることやら、
この花の中に蛍を入れて遊んだことなどから名づけられた。
日当たりのよい山野や道端に生える。
葉は長さ5~8センチ。


内側に紫色の斑点がある白色または淡紅色の花を下向きに咲かせる。
先に浅い切れ込みが5つある。

★萼片に、反り返る小さな付属片があるのが特徴。


    

    
   ▲ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
   <キキョウ科ホタルブクロ属>
   ★萼に付属片が無く、萼片の間が少し膨らむ。
    萼が、反り返らないのがヤマホタルブクロ
  萼は裂片の反りかえった部分が無く、ふくらみがあるだけ。

 
  深山の崩壊地から平地にいたるまで見ることが出来る。


★ヤマホタルブクロの方が多毛。
萼片に膨らみがあり、付属片(小裂片)が無い。
やや色の濃いものが多い。
 

              休憩
 
  我が家のジャノメソウ(蛇目草)またはハルシャギク(波斯菊)
   毎年、なぜか植木鉢に咲いて楽しませてくれます。


▲オオキンケイギク(大金鶏菊)
<キク科キンケイギク属>

   我が家には数本咲いてくれているが・・
  ※ 実は、栽培が禁止されているのだそうだ。
  

   ★昆虫コーナーはたぶんね‥要注意かも。
  (本当は何でも好きになって欲しいけれどね・・)
  
   今年初めて出会った

  

 また、育てたくなるけれど ・・
  今はまだ余裕が無いので見守りたい・・。
  今度、育てる時には翅に白粉がついてる時の羽化したばかり
  オオスカシバに出会いたいと思っている。

          俳句は季語蛍袋
       釣鐘草(釣鐘層)とも言う。

      宵月を蛍袋の花で指す   中村 草田男

 

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ムラサキシキブ(紫式部)の花・ムラサキツメクサ(紫詰草)シロツメクサ(白詰草)ムラサキツユクサ(紫露草)・ベニシジミ・短歌鑑賞

2022-06-07 04:42:09 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


月曜日はヨガでO駅まで出かける。
コロナで休会だったのがやっと、6月から始まった。
いつも牧野庭園へ立ち寄るのが常だった。
雨降りだった
けれど・・ここ数か月、訪れていなかったので、
無理しても出かけてみた。

▲ムラサキシキブ(紫式部)の花
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
落葉低木
若枝は細くて垢状の星状毛がある。
葉は対生し、長さ6~13センチの楕円形または長楕円形。
両端は次第にとがり、縁には細かい鋸歯がある。
裏面には黄色を帯びた腺点がある。


淡紫色の花を多数つける。
花序には長さ6~15ミリの柄があり、初めは少し星状毛がある。
花冠は直径3~4ミリ、長さ3~5ミリの筒状で先は4裂し裂片は平開する。
雄しべは4個で花冠から突き出る。




牧野庭園の隣の庭がいつも楽しいので寄ってみる。
雨に濡れて乱れてはいたけれど、オオキンケイギクやムラサキツメクサ、
ムラサキツユクサなど愉しんだ。
ムラサキツメクサ(紫詰草)
<マメ科シャジクソウ属>
日本全土で野生化している。
花の咲く時期には立ちあがりよく枝分かれする。
葉腋に長さ1,5センチほどの花が球状に集まつて咲く。


茎に白い毛がある。
小葉は長楕円形で先が尖り、V字型の薄い斑紋が入ることが多い。





この画像は、実は我が家の植木鉢で咲いているシロツメクサです。

シロツメクサ(白詰草)
<マメ科シャジクソウ属>

江戸時代にオランダから壊れ物(ガラス器や医学機器)を
輸入した際、クッションとして詰め物に使われ、
花が白いのでシロツメクサになった。


葉は3枚の小葉で、長さ1センチ位の白い花が数十個集まつて
球状の花序になる。
花は受粉すると外側から順に垂れる。

 

             休憩


ムラサキツユクサ(紫露草)
<ツユクサ科ムラサキツユクサ属>

昆虫コーナーはベニシジミ

★ベニシジミ
<シジミチョウ科>


幼虫はスイバ、ギシギシなどの葉を食べて育つ。


   昨日はBSで「河野裕子と生きた青春」をテレビドラマ化したものを見た。
          

  たとへば君 ガサッと落葉すくふように私をさらって行ってはくれぬか

  何といふ顔してわれを見るものか私はここよ吊り橋ぢゃない

  手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

                    河野 裕子    

 

 

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ナンテン(南天)の花・アカンサス・ホタルブクロ(蛍袋)コミスジ・俳句鑑賞

2022-06-06 05:10:59 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


▲ナンテン(南天)の花
<メギ科ナンテン属>
そういえば・もうこのブログを十数年続けているのだが、
ナンテンは取り上げたことが無い気がした。
たぶん・・これからは状況もあるが・・

もっと身近な地味なものに目を向けて行こう。
常緑低木。
葉は3回3出複葉で、茎の上部に集まって互生する。
小葉は長さ3~8センチの広披針形で革質。
表面は光沢があり、先は尖る。


白い花を多数つける。
花は長さ約6ミリ。花弁は6個・雄しべは6個で葯は黄色。
雌しべは1個。萼片は多数が重なり内側のものほど大きい。


果実は直径6~7ミリの球形で、赤く熟し、咳止めの薬として利用される。


ナンテンの実



        
    ▲アカンサス
    <キツネノマゴ科ハアザミ属>
      高さ90~120センチほどになる大形の多年草。
 葉は長さ50~60センチ、幅25~30センチほどで,羽状に深く裂け、
 表面に光沢がある。葉の裂片は尖る。

         
   6~9月頃、高さ2メートルにもなる花茎を直立させ、密な穂状花序を
   つける。花は淡いピンクを帯びた白色で、紫の脈がある。
   花は唇形の合弁花で、上唇が退化しているため、離弁花のように見える。
   

      

    ひとつの花を見ると、花冠の上側を萼が覆い、両脇に
    小苞があり、下側から苞が支える。

 ※古代ギリシャの時代から西洋建築のひとつのコリント様式の柱の部分
  や彫刻・絵画のアカンツス文様に使われた。

               休憩


 ホタルブクロ(蛍袋)
  <キキョウ科ホタルブクロ属>
また、次回にホタルブクロとヤマホタルブクロの違いを掲載してみたい。

★昆虫コーナーはコミスジ


▲コミスジ<タテハチョウ科>
翅には縦の白色点列や線がある。
前翅頂に白色紋は無く前翅中央のの白色線は途切れる。

          俳句季語梅を干す
    干梅(ほしうめ)・梅筵(うめむしろ)・夜干梅・梅漬ける
     などと使う。

      梅漬けて一村眠くなりしかな  神蔵 器

   

  

   

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ティーツリー・ハゼラン(櫨蘭)モナルダ・エゴノネコアシ・俳句鑑賞

2022-06-05 06:51:12 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


▲ティーツリー
<フトモモ科コバノブラシノキ属>
私は、初めて見た花だった。
手持ちの画像が、珍しく無い!
自転車でいつもの道から外れて走った。
あ!こんなところに?こんな花が!
これも出会いだと思う。
葉は互生する単葉で、長さ1~3,5センチ,幅1~3ミリの線形、
柔らかで、枝に散在又は渦巻き状に配列され密につく。
裏には油点があり、傷つけると芳香を放つ。


穂状花序を出し、白色の雄しべが目立つ花をつける。
花弁は5個あるが開花後にすぐ落ちる。


オーストラリアの先住民は伝統的な薬として利用。
葉や小枝から精油「ティーツリーオイル」がとれる。
★本来は、ブラシノキの赤が白になったような花。


上はブラシノキ

ハゼラン(爆蘭)
<ハゼラン科ハゼラン属>
道端や人家近くの石垣のすきまなどに見られる一年草。
茎や葉は多肉質で、やわらかくなめらかです。
葉は互生する単葉で、長さ3~10センチ、幅,1,5~5センチの倒卵形。


茎の上部に大きな円錐花序をだし、多くの花をつける。
花は径6~7ミリで紅紫色の5弁花。
花は午後3時ごろ咲くので、サンジソウ(3時草)とも呼ばれる。


果実は径3~4ミリの球形で、熟すと裂ける。

               休憩
  

   ▲我が家のモナルダ
   <シソ科ヤグルマハッカ属>
     タイマツソウ・ベルガモットとも言う。


 

  ★ 昆虫コーナーは、エゴノネコアシ
  

エゴノネコアシ
  エゴノネコアシアブラムシの虫瘤です。


         俳句季語昼顔

     昼顔は誰も来ないでほしくて咲く 飯島 晴子

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キキョウソウ(桔梗草)ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)ショウブ(菖蒲)シモフリスズメ・俳句鑑賞

2022-05-30 05:03:44 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


キキョウソウ(桔梗草)
<キキョウ科キキョウソウ属>
以前、ある方のブログでキキョウソウにヒナキキョウソウと言うものが
あるのを知った。
いつか会ってみたいと思っていたのだが、今回、キキョウソウを掲載するに
写真を見たら、あれ?と思うものがあった。
キキョウに似た花を咲かせ、花は下から咲きあがってくるので
ダンダンギキョウとも呼ばれる。


※葉は柄がなく、直径1センチほどの幅広の円形で茎を抱いて互生する。


花は直径1,5~1,8センチの紫色で、先が5つに分かれている。
雄しべが花粉を出した後に雌しべが開き、

一人時間差性転換を行う。


ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
<キキョウ科ヒナキキョウソウ属>
写真を撮っていた時は、キキョウソウだと思っていた。
画像を見て・・あれっ?葉の形が違う!と思った。
そうだ、花もてっぺんに咲いているし、これが!
ヒナキキョウソウだと気が付いたのはつい先ほどの事です。

※花弁はキキョウソウと比べてやや細く葉も細く、茎を抱かない
これは石神井公園のボート池に沿って歩いているときに出会った
ヒナキキョウソウと思われるものです。
残念ながら、よく見るキキョウソウと思って1枚しか写真に撮って
おりませんでした。

 
            休憩

ショウブ(菖蒲)の花
<サトイモ科ショウブ属>

★昆虫コーナーは、嫌いな方は見ないでね💘

私は、「やったぁ~♪」と思いました。
少しづつ虫の目になってきました。
私はシモフリスズメだと思うのですが・・
アオダモの木におりました。
いつも助言して下さった方がお休み中なので・・
間違っていたらご指摘ください。

        俳句季語ソーダ水

      恋すれば言葉少なしソーダ水 吉屋 信子

 




 

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タイサンボク(泰山木)シモツケソウ(下野草)クサイチゴ(草苺)の実・ヘビイチゴ(蛇苺)春のジャコウアゲハ・俳句鑑賞

2022-05-28 06:50:46 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲タイサンボク(泰山木)
<モクレン科モクレン属>
今年は出遅れた。
新宿御苑の泰山木はもう、散っていたし気に留めていた三六通りの
花は、形の良いものが無くて、下の方の枝のものはまだ蕾だったりした。
葉は長さ12~25センチの長楕円形で革質。
表面にはさび色の毛が密生する。


直径12~15センチの芳香のある白い花が咲く。
花弁は6個、まれに9~12個。萼片は3個で花弁状。
雄しべは多数。花糸は紫色。





シモツケソウ(下野草)
<バラ科シモツケソウ属>
葉は大形の羽状複葉。
頂小葉は長さ5~10センチで5~7裂し、
先は尖り縁に不揃いの鋸歯がある。
側小葉は多数あり、下部のものほど小さくなる。


花は径4~5ミリで散房状に多数つき、花弁は淡紅色で3~5個。


クサイチゴ(草苺)
<バラ科キイチゴ属>
草とあるが、実は落葉低木。
地下茎で増える。
葉は奇数羽状複葉。小葉は1~2対あり、長さ3~7センチの卵状披針形で
先が尖る。


果実は直径約1センチの球形で赤く熟し食べられる。


短い枝の先に直径約4センチほどの白い花を1~2個開く。
花弁は5個。萼片は先が尾状に伸び、短い毛が生える。

              休憩
   
  ▲ヘビイチゴ(蛇苺)
     <バラ科ヘビイチゴ属>
  花は黄色い。つやのない淡紅色で食用にならない。

   

 

    ★昆虫コーナーは春型のジャコウアゲハ 



※間違っていたら、お知らせ下さると有難いです。 

           俳句は季語苺(いちご)

     顔寄せて傷つきやすい箱苺  利根 美代   

        

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ハグマノキ(白熊木・またはスモークツリー)オヘビイチゴ(雄蛇苺)ヘビイチゴ(蛇苺)マンネングサ(万年草)ナミアゲハ、蛹になる・俳句鑑賞

2022-05-15 07:09:23 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

ハグマノキ(白熊木)
<ウルシ科ハグマノキ属>
別名・スモークツリー、此方の方が一般的に呼ばれている。
ハグマノキ(白熊の木)は、ヤク(白熊)の尻尾の毛を束ねて作った
仏具の払子(ほっす)に似ていることからこの名がある。
葉は互生し、長さ3~8センチの卵形~倒卵形。



花の後、花柄が糸状にのびて、花序全体が白煙のように見えることから、
スモークツリーの別名でもよく呼ばれる。



オヘビイチゴ(雄蛇苺)
<バラ科キジムシロ属>
実は、苺の名があるが赤い果実が出来ない。
優しそうな淡い黄色い色が大好きなので、植木鉢に植えてある。


花がヘビイチゴに似て大形なので「雄」の接頭語がついた。
茎の上に集まって咲く。
葉は掌状複葉で小葉が5枚つくが、茎の上部では1~3枚となる。
小葉は狭長楕円形で、裏面にすこし毛がある。


オヘビイチゴの葉。


ヘビイチゴ(蛇苺)
<バラ科キジムシロ属>
日当たりの良い野原に生える。
3枚の小葉で1枚の葉を形作っている。
黄色い花弁の下に緑色の5枚の萼片が目立つ。


赤い果実は食べられるが、美味しくはない。



マンネングサ(万年草)
<ベンケイソウ科マンネングサ属>
一般的に庭の条件の良くないところのグランドカバーに使われたりする。
背丈は低く、花は小さめの黄色い星型。



                 休憩
  

  ホウノキ(朴木・苞木)
<モクレン科モクレン属>
食べ物を包むのに使った葉で、殺菌作用がある。

昆虫コーナーはナミアゲハの青虫~蛹まで。

5月11日
レモンの木にいたと友人が持ってきてくれた。


食欲旺盛で、新しい葉はすっかり食べつくされた。

レモンの葉が無かったので、柚子の葉をやったけれど、
それがよかったか悪かったか?

5月13日
昆虫籠の壁?に這いあがってきて、あまり葉を食べなくなった。


5月14日
籠の上蓋に登ってきて身体を糸で落ちないようにしていた。
蛹化が始まる。


5月15日
お尻にあるのは、脱皮殻だと思われる。
はじめ、寄生バチでも付いたかと思い、
すぐテッシュでぬぐい取ったのだが・たぶん脱皮殻だったと思う。


明日から私事だが、2泊3日の旅行に出るので、
蛹になって呉れて安心して出かけられるのでラッキーだった。

        俳句は季語尺取り虫
      尺蠖(しゃくとり)寸取虫・尺虫・杖突虫・
       土瓶割(どびんわり)・招虫(おぎむし)
       などと使う。

       尺取虫円周率の終わらない  遠藤 秀子
     

 

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スイカズラ(吸蔓)ハコネウツギ(箱根空木)イボタノキ(水蝋木)セッコク(石斛)アズキガイ・俳句鑑賞・絵本

2022-05-12 08:16:02 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

スイカズラ(吸蔓)
<スイカズラ科スイカズラ属>
半落葉つる性で、別名キンギンカ
樹皮は帯灰赤褐色。若枝には褐色の軟毛と腺毛が密生する。
髄は中空。
葉は対生し、楕円形または長楕円形だが変異も多い。


枝先の葉脈に始め白色でのちに薄黄色になる花が2個づつ咲く。
花冠は筒形で唇状に大きく2裂し、下弁は線形。
雄しべ5個と雌しべ1個は花冠から突き出る。





ハコネウツギ(箱根空木)
<スイカズラ科タニウツギ属>
枝は灰黒色で稜がある。髄は白色。
葉は広楕円形または、広倒卵形で先端は尖り、基部は広いくさび形。
縁には細鋸歯があり、裏面の脈状にだけ毛がある。


枝先や葉腋に白色から赤色に変わる花が1~3個づつ咲く。
花冠は漏斗状鐘形で、先は5裂する。


イボタノキ(水蝋木)
<モクセイ科イボタノキ属>
山野に生える落葉低木。
葉は対生し、長さ2~7センチの長楕円形。


本年枝の先に白い花を総状に多数つける。
花冠は長さ7~10ミリの筒状漏斗形で先は4裂する。



              休憩

セッコク(石斛)
<ラン科セッコク属>
淡い桃色が優しい。

★昆虫は腐食した木の洞にいたアズキガイ

軟体動物門
節足網 中腹足目 アズキガイ
大きさ(殻高)1センチ前後、殻口に薄いフタがある。
カタツムリのようなものだが、
蓋があるので、タニシに近い仲間です。

日本固有種
 
   

   「雑草のくらし」(あき地の5年間) 甲斐 伸枝

   
          俳句は季語菫(すみれ)
      菫草(すみれぐさ)・花菫(はなすみれ)
   三色菫・パンジー・遊蝶花(ゆうちょうか)などと使う。

         菫程な小さき人に生まれたし  夏目 漱石

コメント (2)
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