トチノキ(栃木・橡木)の冬芽
<トチノキ科トチノキ属>
トチノキの大きな冬芽は、解り易い。
だいたいが、冬芽が油つぽくてかてか光っているし、触るとべたつく。
丁芽は大きく、太くつやがあり樹脂を出して粘る。
丁芽の下に芽鱗痕も見える。
ハート形のものが葉痕で、その上にある丸い芽は側芽。
ブルーの円が葉痕、ピンクは側芽。
幹の樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
橡(栃)では季語に橡(栃)咲く、橡(栃)団子、橡(栃)の花
橡(栃)の実、栃拾い、栃餅など多くある。
橡の実を握るや力湧くごとし 石田あき子
楽しまぬ日々橡の実の裏表 有馬朗人