れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カヤ(榧)の花芽

2013-01-04 07:35:50 | 野の花日記

カヤ(榧)の花芽
<イチイ科カヤ属>

山地に生える常緑高木。
樹皮は青灰色で、老木になると縦に薄くはがれる。
葉は線形でかたく、先は鋭くとがる。

4~5月に開花する。
(これは、まだ小さな木で日当たりが良い場所にあったので、
雄花をつけていたのでしょう。)

雌雄異株
雄花は黄色の楕円形、
雌花は緑色。

果実は楕円形で肉質の仮種皮が種子を包み、
翌年秋に紫色に熟して裂ける。
両端のとがった種子は脂肪が多く、食べられる。


残っていた実



お寺の大木の榧の樹

<俳句歳時記>秋
榧の実(かやのみ)

 信心の榧の実まろく澄めりけり    佐野 良太

 榧の茶屋とて榧の実の廂打つ     大橋 宵火

 榧の実の青々として寺領なる     中西 舗土

 榧の木は榧の実降らす雨降らす    中村明子
 

 

コメント
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