ユリノキ(百合木)
<モクレン科ユリノキ属>
日本には明治初期に渡来。
別名ハンテンボク、チューリップツリーとも呼ばれる落葉高木。
葉は半纏(はんてん)に似た形で
(今は半纏と言っても若い人は解らないのでTシャツの木などと、
観察員の方は冗談交じりに説明なさいます。)
長さ6~15センチ。
奴凧や軍配のようにも(あ~これも死語ですが・)
見えるのでヤッコダコノキ、グンバイノキとも言う。
5~6月に直径5~6センチで
淡黄緑色のチューリップに似た花を咲かせる。
花弁は6個で、基部に橙赤色の斑紋がある。
萼片は淡緑色で3個あり、反り返る。
新宿御苑のユリノキは見事です。
↑は、2月頃、紅葉した葉と落ちていたユリノキの実。
果実は翼果が集まった集合果。