ヒルガオ(昼顔)
<ヒルガオ科ヒルガオ属>
夏の盛りにも花を咲かせることから、
朝顔に対して昼顔のながある。
野原や道端など普通に見られるつる性多年草。
白く細い茎を地中に伸ばし増える。
地上の茎はつるとなって左巻きになり、
絡みつく。
葉は長楕円形で長さ5~10センチあり、
基部の両側は耳状にとがる。
花は葉のわきからでた柄の先に1個つき、5センチほど。
つけ根に小さな萼とそれを挟み込むように長さ2~2,5センチほどの
卵形をした苞葉が2個付く。
この苞葉がヒルガオ属の特徴。
果実は滅多に実らず、地下茎で増える。
万葉集のなかのカオバナ(容花・貌花)はヒルガオだと言われている。