タテヤマリンドウ(立山竜胆)
<リンドウ科リンドウ属>
ハルリンドウの変種で、高山の湿地に生える。
根もとに球状楕円形の葉をロゼッタ状に広げる。
ハルリンドウより葉の数は少ない。
花茎の数も少なく、先端に上向きに一つずつ花をつける。
花冠は色が淡く、漏斗状の淡青紫色の花を、茎の上部に1個、
上向きにつける。
花は日が当たっている時だけ開き、
曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。
花冠の長さは1、5~2センチで、ハルリンドウより小さい。
種子はわずかに大きい・とある。
他にシロバナもあるという事です。
和名は立山竜胆(タテヤマリンドウ)で
立山に多いことからこの名がある。
栂池自然園にて。