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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)

2019-09-01 04:12:55 | 野の花日記

ツリガネニンジン(釣鐘人参)
<キキョウ科ツリガネニンジン属>

日本全土の野山や高原などに生える多年草。



茎は30~100センチになり全体に毛がある。

根は肥厚して白い。
葉の多くは輪生して卵状楕円形で、縁に鋸歯がある。



夏から秋にかけて枝先に円錐花序を作り、
釣鐘形で先が5裂した青紫色の花が下向きにつく。



萼片は細長く少し反り返る。
花の形を釣鐘に、太くて白い根を朝鮮人参に例えた。
自家受粉を防ぐために、雄しべが開くときに雌しべは閉じたまま、
その後、雌しべは5つに割れて受粉可能になる。

宮沢賢治の作品に「釣鐘草」や「ブリューベル」と言う名で
たびたび出てくる。

花がつぼ型のサイヨウシャジンの変種と言われている。


 

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