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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ナンバンギセル(南蛮煙管)

2019-09-08 03:28:44 | 野の花日記

ナンバンギセル(南蛮煙管)
<ハマウツボ科ナンバンギセル属>

ススキ、ミョウガなどの根に生える寄生植物で、
植物の根から栄養分を吸収している。
長い柄の先に、俯くように咲く花の姿を
煙管(きせる)に見立てたのが名前の由来。




万葉集ではオモイグサ(思草)の名前で呼ばれた。
☆道の辺の尾花が下の思ひ草 今さらさらに何をか思はむ

 



葉緑素が無く、全体的に赤紫色をしている。





茎は短く
葉も鱗片状に退化していて、高さ15~20センチほどの
花茎が茎のように見える。





花は淡紫色の筒形で、舟のような形の萼がある。

山地ではもう少し大きいオオナンバンギセルが生えるそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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