れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オオカモメヅル・白花と紫(大鴎蔓)コバノカモメヅル(小葉鴎蔓)ツルギキョウ(蔓桔梗)シロオビクロナミシャク・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-16 07:54:35 | 野の花と昆虫

オオカモメヅル(大鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメヅル属>
ごく小さな花なのに・オオカモメヅルと大がつく。
林の縁に絡まってついて咲く。
葉は対生し、長さ(2.5)5~12㎝の三角状広披針形、
先が長く尖り、基部は浅いU字形の心形~切形。
葉柄は長さ(0.5)1~3㎝。上部の葉は小さい。

花序は葉腋につき、花序が基部の葉よりかなり小さい。
萼は5裂し、裂片は三角形。
花冠は直径4~6㎜、暗紫褐色~淡紫褐色、5深裂し、裂片は長さ約2㎜、
三角状惰円形、先が鈍頭、花冠の内面には白色の毛がある。
副花冠は暗紫褐色、やや光沢があって微毛があり、5裂し、
裂片は上から見ると惰円形、星形に開出する。



白のオオカモメヅル(白大鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメズル属>
オオカモメヅルは葉が大きく、花序が短く、花冠の表面に綿毛があり、
副花冠が大きくて目立つ。

 


シロバナは、副花冠の紫色が目立つ。

 


高尾山にてやっと出会う。花が小さいので見過ごし易い。

 


コバノカモメズル(木葉鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメズル属>

コバノカモメヅルは花序が短く、
花冠の裂片が長くて花が大きい、葉の基部が普通、切形。


暗紫色花冠裂片が細長い。
(花の裂け方がオオカモメズルより深い。)





ツルギキョウ(蔓桔梗)
 <キキョウ科ツルギキョウ属>
つる性の多年草。
葉は狭卵形で粉つぽい白色を帯びる。

花は葉のわきに一つずつつき、垂れ下がる。
花冠は広い鐘形で、先端は鋭く5裂してその裂片は反り返る。



ツルニンジン(蔓人参)
 <キキョウ科ツルニンジン属>
   残念ながらまだ蕾でした。


(2年前の高尾にて)
ツルニンジン又はジイソブとも言う。

 
             休憩

残念!ツルリンドウはこれからでした!




以前に高尾で撮ったもの。
ツルギキョウの青い花が咲いているものと赤い実が一緒に
なっている写真が撮りたかった。

※昆虫コーナーは高尾山で今回であった
シロホソオビクロシャク🦋

黒地白い帯模様がある。
昼行性で、低山地から山地の湿った林縁に生息している。

従来、北海道産のものは、白帯が太く別亜種(latifasciata)とされていたが、
白帯が細い個体も見つかっており、
逆に本土産でも白帯が太い個体も見つかっていることから、
あくまで地域変異的な傾向であり、亜種は使用しないことが妥当と考えられている。


カシワバハグマシロホソオビクロシャク

 

今朝のあと1匹のナミアゲハの蛹2日目



籠の上部に逆さまになって、たった1本の糸
身体を繋いでいる。
生きるのに・けなげだなぁ‥と思う。

         俳句秋の季語木の実(このみ)

    木の実(きのみ)(木の実落つ・木の実降る
  木の実雨・
木の実独楽(このみごま)などと使う。

   百年は童話の寸時木の実降る 山田 諒子

   私が初めて俳句に出会った時の先生。何もわからない私を
    導いて下さった大好きな先生です。 

      都合により、明日はお休みいたします。

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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