ロウバイ（蝋梅）

ロウバイ（蝋梅）
（ロウバイ科・ロウバイ属）

日本には江戸時代初期に渡来、
観賞用によく植えられている。

たぶん、本来は葉が散ってから、
咲くのだか・・
公園の蝋梅は、
黄色い葉がついたままで咲いていた。

葉が出る前に、
香りのよい黄色い花を開く。

内側の花被片は小型の暗紫色、
周りが黄色で光沢のある薄紙のようにみえる。

花が終わると
花托がが大きくなり、長い卵型の実になる。

「俳句歳時記」冬

　　蝋梅や雪うち透す枝のたけ　　　芥川龍之介

　　蝋梅を透けし日射しの行方なし　後藤比奈夫

　　蝋梅やわが薄闇の出入口　　　　白井房夫

　　蝋梅の咲きうつむくを勢ひとす　皆吉爽雨

　　風往き来して蝋梅のつやを消す　長谷川双魚

ヤドリギの実

ヤドリギ
(ヤドリギ科・ヤドリギ属）

常緑小低木の寄生木
落葉樹の大木に寄生して、養分や水分を吸い取って育つ。

こんもりと丸く茂り、
常緑なので、宿主の葉が落ちるとよく目立つ。

春に枝先から黄色い花を咲かせる。
雌雄異株だそうだ。

果実は、球形で冬の初めに淡黄色に熟す。
他に
橙色の実のなるアカミヤドリギもある。

雪の中の消火栓

雪の中の消火栓

白い雪の中で、真っ赤な消火栓が、
目に入った。

使われないのが望ましいね。

雪の中のシャクナゲ

シャクナゲの実
（ツツジ科・ツツジ属）

深山にはえる常緑低木。
葉は長楕円状で葉裏には灰褐色の軟毛が密生する。

たぶん・・
アズマシャクナゲかと思うのだが、
淡紅色の花が集まって丸くなって咲く。

今は雪の中でひっそりと春の来るのを待っているようだ。

雪の中のカラマツの松かさ（２）

雪の中のカラマツの松かさ

雪深くて、ラッセルして歩いたのが、
楽しかった。

「善五郎滝への道」にて。

雪の中のカラマツの松かさ

雪の中のカラマツの松かさ

ニシキギ

ニシキギ
（ニシキギ科・ニシキギ属）

山野に生え、秋の紅葉が美しい。
枝にコルク質の翼が発達するのが特徴。

春に葉脈から葉より短い柄のある集散花序を出し、
目立たない地味な黄緑色の小さな花を咲かす。

実は、
熟して裂けると橙赤色の仮種皮に包まれた黒い種が一個あらわれる。

雪の中のニシキギの実は、美しい。

イチイの実

イチイ(一位）の実
(イチイ科・イチイ属）

別名・オンコ・アララギ

深山に生える。
樹皮は赤褐色で、縦に浅く裂ける。

常緑高木で、春に地味な花が葉の付け根に着く。
葉は針状の線形で、
横に伸びた枝に葉が、左右二列に並ぶ。

秋に実が熟すと赤い仮種皮が黒い種を覆い、
先端が開いている。

仮種皮は甘くて食べられる。

雪の中でみるイチイの実は美しい。

イチイが、アララギと言う別名なのは知らなかった♪

シロワビスケ（白侘助）

シロワビスケ(白侘助）
（ツバキ科・ツバキ属）

ツバキと茶の木の雑種と言われる。
花は一重で小さく、咲く。

茶花に好まれる。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　れんげ