IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

5月9日の昼食 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

2008年05月11日 23時24分59秒 | 料理
国立新美術館のブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼで豪華なランチをいただきました。
http://www.nact.jp/restaurant/01.html

この店はリヨンで40年以上ミシュランで3つ星を維持しているRestaurant Bocuseのポール・ボキューズ氏がプロデュースしているお店です。
ランチは1,800円と2,680円のコースがあるのですが、私が訪れた時間は3時を過ぎていたので1,800円のコースは終了しており、2,680円のコースを注文しました。

この店のロゴが入ったナプキン(写真左上)は1カ所穴があいており、店の人に聞くと、予想通り食べるときに胸のボタンにナプキンを引っ掛けるためのボタンホールでした(写真右上)。

コースのほかに注文したのがスパークリングワイン(写真中左)で1,000円。やや辛口でした。
さて、コースは次の通り。
●サーモンのリエット サラダと共に(写真中右)
●仔羊のナヴァラン 春野菜と共に(写真左下)
●“ムッシュ・ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ(写真右下)
このほかにフランスパンがついていますが、コーヒーはついていません。コーヒーがついていないのは営業戦略か?(笑)
ちなみにフランス料理の名前は記憶できないので、デジカメでメニューを撮影しておきました(笑)。

まずはサーモンのリエットですが、「リエット」とはなんぞや? 柴田書店「食の殿堂」http://www.shibatashoten.co.jp/の料理百科辞典によると「rillettes(女・複) リエット [] 肉を脂肪とともに煮溶かしてぺ一スト状にし、器に詰めた冷製料理」とありました。
ちなみに同じサイトで検索すると、「テリーヌ」は「terrine(女) テリ一ヌ [調理機器・器具・食器] すりつぶした肉や野菜を長くて四角い型に詰め、火を通した料理。テリーヌ用の型」とあり、「パテ」は「pate(男) パテ [料理名] 肉や野菜を挽いて、卵などでつないだ詰めもの。生地で包んでテリーヌ型などに詰めて焼く (先の説明の)詰めものを使った料理」とありました。
「パテ」が男性名詞で「リエット」「テリーヌ」が女性名詞なのがよくわかりませんが、「テリーヌ」はつなぎがなく、「リエット」は脂肪を足し、「パテ」は卵などでつないでいるということでしょうか? また、「リエット」は肉に限定されているということでしょうか? 違ってたら教えて!
解説が長くなりましたが、確かにサーモンのリエットは鮭肉にマヨネーズをたっぷりつけてこねたような感じでした。そのまま食べるよりもバゲットに乗せて食べるといい感じでした。

さて、メインは「仔羊のナヴァラン」。「ナヴァラン」も聞いたことがない名前ですが、同じサイトで「navarin(男) ナヴァラン [料理名] 羊肉にカブやタマネギ、ニンジンなどを加えて煮込んだ料理」と出ていました。「羊肉」がポイントのようですが、トマトベースで羊の特徴が前面に出たお皿でした。羊肉は非常に柔らかく煮込まれていました。羊のクセがあると言えばありましたが、なかなか美味しかったです。フランスパンでソースは全てぬぐっていただきましたが、フランスパン自体はあまり美味しくなかったです(笑)。

そして最後は「“ムッシュ・ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」。「ブリュレ」は「brule(形) ブリュレ [調理技術] 焦げた」ということですから、焦がしたクリームということでしょうか。プリンのようなベースの上の部分に砂糖をふって、それをバーナーで焦がしているようでした。私は甘いものが特別好きではないので、「まぁ、そんなもんか」てな感想です(笑)。

それなりの値段の料理なので美味しいのは当たり前ですが、一人で食べるのは寂しいですな(笑)。
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国立新美術館『モディリアーニ展』

2008年05月11日 21時14分08秒 | イベント・アートなど
さて、国立新美術館の企画展『モディリアーニ展』です。

モディリアーニは瞳のない白/黒/グレーの目や首が細くなで肩といった独特のスタイルが特徴ですが、死んでようやく評価された哀れな芸術家の一人です。
彼の絵はまさに「モディリアーニスタイル」とも言えるもので、誰が見てもすぐに彼の作品とわかりますが、今回の展覧会では普通の目の絵もたくさんあり、しかもあの瞳のない絵を描き始めてからも描いているようで、疑問として残りました。
あと、大抵の展覧会と同様、この展覧会でもデッサン画が多数展示されていたのですが、デッサン画は簡単に言えば「作品」ではなく練習なので、それを額に入れて展示するというのは、本人としてはどう思うのでしょうか? 芸術家にとって完成作としての「作品」が全てであり、練習の部分は見せたくないのではないでしょうかね。
そんなことを考えさせられました。
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国立新美術館

2008年05月11日 10時48分22秒 | イベント・アートなど
私は大学生の頃、美術館巡りを趣味としていたのですが、最近はかなりご無沙汰気味。
今回、『モディリアーニ展』を開催してるので国立新美術館を訪れることにしました。
この美術館は企画展と公募に特化しており、収蔵物を持たない美術館としてユニークです。有名な美術館でも企画展はイモの子を洗うような状態なのに常設展は閑散としているところから、納得できるスタイルだと思います。
また、営団地下鉄・乃木坂駅の6番出口から直通で建物に入れて便利です。
国立新美術館は故・黒川紀章氏の設計によるユニークな建造物で、直線と曲線を上手く合わせたデザインです(写真上)。
建物の前の出っ張りは傘置き場です(笑)。
中に入ると、2階のカフェ、3階のレストランは逆円錐形になっており、これまた珍しい斬新なデザイン(写真中)。
ただ、気になったことも。
建物壁面の内側の足場(写真左下)は建物の柱に合わせてかなり特殊な形状になっています。これが簡単に破損・老朽化するとは思えませんが、交換するための予備は用意されているのでしょうかね? 追加で作ると特注になるでしょうし。
それと、外装については強化ガラスかなにかが足場のように外壁を囲っているのですが、地面と水平に立て付けられているため、埃や泥のようなものが少し溜まっていました(写真右下)。少し傾斜がついていれば雨で汚れも流されるのでしょうが、そのあたりの経年変化やメインテナンスのことも考えて設計されたのでしょうかね? あるいは年に1回とか数回、外壁の清掃を予算組みしているのでしょうか? この外装では、清掃費用も多額になりそうですね。

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5月9日の朝食 焼きサンマと焼きネギ

2008年05月11日 09時48分12秒 | 料理
少しブログ更新が遅れ気味ですね。そんなわけで9日に遡ります。

この日の朝食は比較的簡単に済ませました。
サンマとネギをフライパンで焼き、サンマは塩を振って出来上がり。ネギはそのまんま。
ご飯は新潟産コシヒカリ玄米に黒米といりごまを入れて炊いたもの。その上にいただきものの昆布の佃煮をトッピング。
味噌汁はインスタントですが、生卵を入れています。
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