IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

5月15日『ウルビーノのヴィーナス展』

2008年05月16日 04時25分49秒 | イベント・アートなど
上野の国立西洋美術館で開催されている『ウルビーノのヴィーナス展』を観に行ってきました。
『ウルビーノのヴィーナス』を始め、いろんな年代のいろんな作者が描いたヴィーナスばかりてんこ盛りの企画展です。
上野には大学生のころよく通っていましたが、ここのところご無沙汰しております。西洋美術館については企画展に面白いものがなく、今回中に入るのはたぶん2回目だと思います。

それはさておき、今回はじめて「音声ガイド」(500円)を借りて絵を見て回ることに。というのも、中世の絵画はそれ以前のギリシャ神話を題材にとっていて、犬が忠誠の意味を持っているとか、クジャクを引き連れているからこれは誰、など細かい絵の脇役がいろんな意味を持っているので、浅学な私の知識では絵を理解できるわけもなく、サポートしてもらうことにしました。
ちなみに「ヴィーナス」は英語名。ギリシャでは「アフロディテ」、ラテン名が「ウェヌス」だそうで、「キューピッド」(英語名)もギリシャ名では「エロス」、ラテン名が「クピド」だそうです。勉強になります。

会場内の絵では、『ウルビーノのヴィーナス』が大きくて迫力があり、良かったのですが、パオロ・ヴェロネーゼの『息子アンテロスをユピテルに示すヴィーナスとメルクリウス』がなかなか良いと思いました。
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/art_review/50/index6.html

解説では、ルネサンス期には貴族の結婚したばかりの夫婦の寝室にヴィーナスの絵が飾られたとありましたが、日本で言う「枕絵」みたいなものだったのでしょうか。そういう意味では実用的な絵だったんですね(笑)。

ところで、今回はヴィーナスてんこ盛りとヌードのオンパレードだったのですが、女性はこういうのを観てどう感じるのでしょうかね? まぁ、男性のヌードもたくさんありましたが(笑)。
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バレーボール本2冊を買いました。

2008年05月16日 01時22分57秒 | バレーボール
『めぐみ』を買うついでに、本屋で2冊のボレーボール本を買いました。
一つは写真左、大林素子さん著の『DVDでよくわかる! バレーボール』(西東社、1,400円+税)。
もう一つは写真右、東京ヴェルディバレーボールチーム監督の吉田清司著『基本から戦術まで バレーボール』(日東書院、1,100円+税)。

この歳になってこれからバレーボールを始めようというつもりは毛頭ないのですが(笑)、今週末から始まる世界最終予選をもっと楽しもうと思って、バレーボールの基礎を学ぼうと思ったので買ってみました。



さて、前者はバレーボールの基礎的なルールの解説から基本的な動きのポイント、練習の仕方などについて、大林さんがわかりやすく解説しています。なんといってもDVDなので動きがわかりやすくていいです。中学生や高校生でバレー部に入っている人にオススメです。それから、ほかの入門書に見当たらなかったのですが、基礎知識として「バレーコートの規格」と「ルール」が掲載されており、これが購入のポイントです。

私はバレーボールファン(正確には栗原恵ファンですが)と言っていますが、ルールを細かく知っているわけではありません(笑)。「ルールも知らずにバレーを見るな!」と叱られるかもしれませんが、私のような人は結構いるのではないでしょうか?
もちろん私だって簡単なルールは知っていますよ。6人制バレーボールは1チーム6人で行う(笑)とか、5セットマッチの場合は3セット選手で勝つとか、デュースでない場合は25点先取だけれども5セット目は15点で終わるぐらいのことは、試合を見ていればわかります。
さて、今回、この本を買って初めて知ったのですが、次の質問に答えられますか?(6人制バレーボール)

問1.コートのサービスゾーンの幅は9mですが、奥行きは何mでしょう?
問2.コートラインの幅は何cmでしょう?
問3.競技者は(リベロも含め)1チーム何人まで登録できるでしょう。
問4.サーバーはサービス許可が出てから何秒以内にサーブを打たなければならないでしょうか?
問5.(リベロの交代を除き)1セットにつきメンバーチェンジは何回までできるでしょうか?

これをご覧になった方、全て知っていましたか? さて、解答です。

答1.3m以上。でも本当に3mしかなかったら、栗原選手はジャンピングサーブできるのでしょうか?
答2.5cm。まぁ、これは知っていても知らなくても大勢に影響のない知識ですね。
答3.12人。知っていておかしくない知識ですが、私は知りませんでした。
答4.8秒以内。8秒以内にサーブしないと「ディレイ・イン・サービス」という反則となり、審判は両手の指で「8」を表すことになっているそうですが、私は試合で見たことはありません。
答5.6回。1回につき1人または複数の交代が可能。スターティングメンバーの場合は1セットに1回だけ交代したあとにコートに戻れる。

みなさんは何問できましたか? このような基礎知識は、世界バレーなどのムック本では2~4ページ程度でも割くべきではないでしょうか? もちろん、バレーボールの入門書ではある程度ページを割くべきでしょう。ルールを知ってこそ、ゲームがより楽しめるのではないでしょうか?(私が言うか!)



続いて、もう一冊の『基本から戦術まで バレーボール』。こちらは前者に比べてかなり高度な内容デス。ルールの解説はもちろんありません(笑)。難しい専門用語も解説なしでチラホラ出てきます。専門用語がわかるレベルの人向けの本ですね。私の読んだ感じでは、高校生から大学生、社会人向けの内容と思います。中学生、特にバレーボールを始めたばかりのレベルでは理解できないのではないかと思います。
著者は専修大学教授でもあり、理論的にバレーボールというゲームの戦術を展開しており、後半ついていけていません(笑)。でも内容としては面白いので、じっくり読んでいきたいと思います。
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