『三重の地酒とおいしい料理を愉しむ本 酒菜好日』（952円＋税）は三重県立美術館のミュージアムショップでたまたま見つけて購入。
出版元の月兎舎は三重県ローカルの季刊誌『NAGI』を発行している伊勢市の会社。
前半は「地酒と肴のうまい店」。北勢／中勢／南勢のエリア別に三重の地酒を出してくれる店を紹介。当然、和食の店ばかりだけれど、寿司屋、料亭、居酒屋、そば屋、やきとり屋、おでん屋、鰻屋など、それなりにバラエティに富んでいます。１店だけ、地酒を提供するフレンチレストランもあり。店ごとに提供している地酒も紹介。
後半は「酒蔵案内」。三重県には三重県酒造組合加盟する酒蔵が41あるようで、主要銘柄とともに連絡先一覧紹介。
さらにそのなかの15件を詳細に紹介しています。
● 『青雲』合資会社後藤酒造場
● 『上げ馬』細川酒造株式会社
● 『噴井』石川酒造株式会社
● 『天遊琳』株式会社タカハシ酒造
● 『作』清水醸造株式会社
● 『るみ子の酒』合名会社森喜酒造場
● 『半蔵』株式会社大田酒造
● 『天下錦』合名会社福持酒造場
● 『瀧自慢』瀧自慢酒造株式会社
● 『義左衛門』若戎酒造株式会社
● 『初日』株式会社油正
● 『寒紅梅』寒紅梅酒造株式会社
● 『鉾杉』河武醸造株式会社
● 『酒屋八兵衛』元坂酒造株式会社
● 『おかげさま』株式会社伊勢萬内宮前酒造場
さらに続いて「地酒が買える酒販店」も13件を紹介。
「座談 三重酒の未来」。
酒蔵代表 森喜るみ子氏 x 酒販店代表 安田武史氏 x 本誌編集長 坂美幸氏の対談も面白いデス。
ほかに「伊勢神宮の米・酒づくり」「日本酒ができるまで」「「神の穂」で仕込む酒」「酒用語辞典」というページもあり、三重県の酒好きにはオススメの一冊。
