選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネジャーとなったビリー・ビーンがイェール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に貧乏球団が勝つための突破口を見いだし、それを実践しようとして旧来の考え方を変えない周囲と戦う姿を描いた映画。
映画『マネーボール』の公式サイト:マネーボール - オフィシャルサイト
旧来の考え方を持つスカウト陣がみな高齢の、言ってみればおじいちゃんばかりだったのが印象的。
アスレチックスの監督もまた頑固親父的でイイ感じ。
一方、ビリーに助言するピーターが小太り(大太り?)のいかにもパソコンおたく的な風貌なのがなんといってもイイ感じ。データを重視する割には人間的な「情」も持っていて、ワタシ的には一番好きなキャラクター。
ピーターの助言通り、安い金額でデータ的には優れた3選手を手に入れたものの、監督がゲームに起用せず、連戦連敗を喫するけれど、監督がゼネラルマネジャーの命令を聞かないというのはありえるのか? と思いました。
実話を元にしているので最後は劇的な終わり方をしていないのがちょっとモヤモヤなので★3つ。