須坂駅でOSカーを激写するひとときを終えたあとは、お約束通り (?) 2000系特急に乗って湯田中温泉に向かいました。最初OSカーを撮影していたら、定刻よりも随分早い時間に「湯田中」という表示を出した2000系が長野方面から入線してきましたので、「あれっ?? 早すぎる! しかし乗り遅れてはまずい!」ということで猛スピードで切符を購入しホームに向かったのですが (@o@)、無事たどり着いてみると車内は乗客ゼロ! 「そんなバカな……長野電鉄の特急は最近乗車率が悪く廃止のウワサもあるとはいえ、いくら何でも3両を自分一人で貸し切りとは……」と腰が抜けそうになったのですが、とりあえず運転室後ろ右側の「乗り鉄御用達展望ボックスシート」を確保したのでした。しばらくすると、長野からの特急電車が到着し、客が全員ゾロゾロとこちらの編成に移ってきました。どうやら、今日に限って先に各停須坂行きで到着した編成に車両交換したということのようです (^^;)。
発車した2000系特急は信州中野まで、車齢48年とはとても思えない走りっぷり (80km/h) でかっ飛ばし (^^)、さらに信州中野からは40‰の急勾配をよじ登って行きます。すると……今までの霧が晴れて、車窓一杯に豪雪の大パノラマが広がってきました (^o^)。思わぬ車窓展望のプレゼントに大喜びしている間もなく「ほんのちょいとスイッチバック」を終えて列車は湯田中に到着。さっそく駅前温泉で暖まり、たまたま無料サービスをやっていたきのこ汁を賞味し、冬の長野電鉄の魅力を感じまくったのでした (^^)。