日本最大のバス会社として神奈川県内で圧倒的な存在感を誇っている神奈中バスは、現在猛烈なスピードで (?) ノンステップ車が増え続けており、加えて連接車の導入も少しずつ増えるなど、常に変化の中にありますが、そんな神奈中がこのたび『バスラマ・インターナショナル』の最新号で特集されています。正式な発売日は25日のようですが、一昨日神保町の書泉を訪れたところ平積みになっていましたので、中身を見ずに即ゲット。バスについてはテキトーにパシャパシャ撮るだけで超ドシロートながらも、沿線の少子高齢化や人手不足という情勢の中で、弾力的に需要に対応しつつ技術革新にも怠りない神奈中の現状について、いろいろと勉強するところがありました。いつもお世話になっております、バスコレ即売会場に必ずいらっしゃる「こだわり」な御方も登場しておられます♪
そんな神奈中につきまして、単に日常的に眼にするだけでなく、とりわけ今年の上半期はときどき旧東海道を歩いたついでに撮っておりましたので、その中から「ををっ!」と唸ったものをアップしておきます。
1枚目は、国道1号線の舞岡入口交差点で撮影した、舞岡所属の日野ブルーリボンシティ・ハイブリッド。三菱ふそう帝国の神奈中にあって、頭がもっこりとしたこの車両は珍車中の珍車であり、僅か4台が横浜市内中心部に乗り入れる路線を中心に活躍していたとのことですが、ついに今年に入って廃車が進み、『バスラマ』に掲載されている現役車両一覧表に、この「お169」は記載されていません……。
2枚目は、大磯城山公園の脇で撮影したQKG-MP38FK。昨年度まで大量増備されたすっかりお馴染みの車種ですが、社番が何と……本社所在地・平塚における栄光の「ひ1」!! 神奈中における社番は、廃車で空いたところを穴埋めするかたちで付番されるようですので、「1」だからといって何か特別な意義があるわけではありませんが、まぁ偶然でもこのような番号を見かければ単純にウレシイという……それだけです (笑)。