秩父鉄道では会社創立120周年の節目を迎え、この4月1日から創立時の商号である上武鉄道にちなんだ社紋ではなく、荒川の流れと秩父の「C」をデザイン化した新ロゴの使用を開始しましたが、そんな中、久しぶりに秩父鉄道で乗り撮り鉄を楽しんで参りました。すっかり高坊生活を満喫し (?) 最近はウヤ情片手にすっかりネタ鉄となりつつある甥っ子が、秩父鉄道に初訪問したいと言い出しましたので、そこは叔父さんの面目躍如、秩父鉄道を楽しむツボを伝授してやろうということが発端ですが、当初は別に社紋変更の変更など全く知らず、いざ久しぶりに訪れることになって秩父鉄道公式HPにアクセスしたところその事実を知り、「たまたま過ぎ……」と驚いた次第です。
というわけで、果たしてどのくらい社紋の変更が進んでいるのかと思いつつ、東海道線の上り始発に乗って熊谷に着いたところ、どの編成も今のところ旧社紋のままでした。どうやら、公式HPで紹介されている通り、ラグビーワールドカップ熊谷開催ラッピング編成のみ先行で新ロゴマークを掲げており、他の編成は入場次第上塗りすることになりそうです。
それはさておき、まずは列車の本数が多い北武ゾーンで様々な編成を撮り貯め、甥っ子にも「地方私鉄の割には本数もレア編成も多く結構楽しい秩父鉄道らしさ」を感じてもらおう……と思ったのですが、こういう時に限って7500系のHMもラッピングもない標準的編成が連続してやって来ました。標準塗装こそベストだと喜ぶべきか、ネタ編成全然来ねぇ……とぼやくべきか。とりあえず、京急沿線在住ヲタである甥っ子は大井町線を利用する機会がこれまで僅少で、8090・8590系は全く馴染みのない車両だということですので、そんな8090系がジャンジャンやって来る光景に驚いていました (笑)。