地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西ぶらり鉄2019春 (5) 南海6000系

2019-07-12 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 このたび南海をめぐっては、なにわ筋線の建設が正式に認可されたり、高野線のすぐ脇にある仁徳天皇陵が世界遺産に認定されたりといった慶事が続いているところですが、このうち仁徳天皇陵については真横から眺めても面白くも何ともない茂みに過ぎませんので、全容が良く見えるという堺市役所をそのうち訪れてみたいものです。一方なにわ筋線につきましては、なんばの手前から新線を掘って新なんば駅を設け、さらにJRと合流して北梅田・新大阪に至るということですので、では一体南海本線と高野線それぞれの列車をどの程度なにわ筋に直通させるのか、そして現在のなんば駅の位置づけはどうなるのか、今後の車両計画全体にどう影響するのか、実に興味は尽きないところです。



 もっとも、なにわ筋線が開通する頃には、高野線を走る名車中の名車・6000系は完全になくなっているわけで、何とも残念無念……。否さすがに、なにわ筋線開通時点で車齢60年超の車両が直通運転に用いられるわけもないでしょうか (^^;)。
 何はともあれ、京急800形が引退した今や、大手民鉄の3〜4ドア通勤車としては最後の片開きドアとなった南海6000系……今日も4ドア・ギンギラコルゲート・二段窓・時代物のクーラーカバー等々、昭和な魅力を全身で体現しながら、急行〜準急あたりの主軸として最大限にブッ飛ばしています♪ 間もなく後継車両も落成して (8300系の高野線バージョン?)、2023年までに全72両が廃車となるとのことですが、とにかくも全車無事故・約半世紀活躍という不滅・黄金の記録を打ち立てつつ、有終の美へと走り続けて欲しいものです。

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