最近引退した車両といえば……京王井の頭線3000系も先日の営業運転を最後に引退し、残るは富士見ヶ丘での撮影会のみとなったようで……。個人的には、井の頭線3000系は一時期通学で毎日お世話になり、今でも定期的に利用する路線ですので、思い入れはたっぷりとありますが、どうも最近の超パノラミックウインドウ化された姿は「何か違う」という気分が否めず、本来の湘南顔の方が良いなぁと思いますし、しかも骨折リハビリ中につき休日で人が殺到しまくる状態で撮影するのも何だかなぁ……ということで、結局さよならHM装着姿の撮影はパスした次第です。
というわけで、昨年の春頃、乗務員訓練を兼ねて (?) 平日に頻繁に運用入りしていた際、沿線での仕事のついでに (笑) 他の撮り鉄を全く見かけることなく激写しまくった美しい思い出を大事にすることにしたいと思っております。その後3000系は、朝の渋谷~富士見ヶ丘間区間運転に入る機会も減ったとかで、まさにフェイドアウト状態……。現在井の頭線を利用しますと、駅や1000系の車内に「さよなら3000系」ポスター&中吊り広告が出ていますが、むしろ消えゆく実物を目にすることさえなければ、昨年春の奇跡的な活躍を最後にフェイドアウトしたままの3000系がいつでも再びひょっこりと井の頭線のホームに滑り込んで来るような気がしてなりません。あくまで私の脳内だけの話かも知れませんが・・・。
そして幸いなことに、3000系は多くの車両が地方私鉄に転じていますので、また折に触れてステンプラな湘南顔を眺めるも良し、扉が中央に寄り気味な側面にマニアックさを感じるも良し (そういえば小田急2400の中間車と近似の窓配置なんですよねぇ・・・。井の頭線が元々小田急の子会社・帝都電鉄であったこととどれだけ関係しているのか知る由もありませんが ^^;)、あの濃密な走行音に浸るも良し……。そんな京王3000系巡礼の旅がこれからも続くことでしょう。
もう井の頭線では乗れないんですねぇ。
私にとって3000系は最高の居眠りができる電車でした。
車端部の窓枠の位置が良く、肩が逃げられて窓枠に肩がホールド。
更に隅の部分に頭がはまってちょっと固いヘッドレストになるんですよ。
気候が良いとついつい乗り過ごしてしまうこともありました。
車両自体はまだ地方で乗れますから、ひっそり静かに引退させてあげたいですね。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
今日は富士見ヶ丘にて抽選制の撮影会があったようで、ついに最後の時……でしょうか。ネットで上がっている画像を見る限り、撮影会としては随分狭苦しい雰囲気でしたが、手狭な富士見ヶ丘ゆえ仕方がないのでしょうか。
私の井の頭線利用はいつも2~3駅少々と短時間、かつ立ち乗りですので、車端部に座った記憶はほとんどありませんが、ドアから遠いぶんくつろいで座れる車両であることは間違いないでしょう。
とりあえず一連の引退劇も終わりつつあるということで、この顔も伊予鉄で再会するのが楽しみですね。