朽ち果ててつつもなお走る!キハ52。
RBT2573、顔が先頭に出ないものですかねぇ~。
仙台色もヤンゴン地区のようで何より (=捕まえやすい)。
「快速多治見ゆき」とRBE2535。
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今回斎藤様から速報画像として頂いたものの中には、もちろん国鉄型気動車に関するものもあり、とりわけ個人的に「おおおぉぉぉ……」と声を上げてしまったのは、ピィンマナ(ネーピードー)地区で活躍するキハ52の姿……。車番が確認できないのは残念ですが、サバンナ気候の苛烈な陽光と怒濤のスコールに晒され続け、全身もはや「はまなす」の超凸凹車体も序の口と思えるほどの満身創痍ぶり……。それにもかかわらず、あくまでエンジンが動き続ける限り、こうして第一線で活躍し続けるという姿に、激しく心打たれるものがあります。刀折れ矢尽き……されど武士の心は失わず、といったところでしょうか!
いっぽう、ヤンゴン地区のコンピュータ支線で毎日酷使され続け、先に精根尽き果ててしまったRBE2573(四国のキハ47)は、ミンゲ工場で客車化されてRBT2573となり、ヤンゴン東郊へ向かう運用で再デビューを果たしています。このRBT化によって、最早気動車との引通し線を装備しない完全ぶら下がりの客車となってしまったのか、それともエンジンを外して運転台や制御機器も撤去したにもかかわらずキサハとしての機能は維持しているのか全く分かりませんが、まぁとにかく、隣に連結されているRBT2540 (元ちほく) との車高の差は何とも凄まじく、一刻も早くこのRBT編成を激写したい……という欲求に駆られます。しかもこの運用はどうやらNa運用ということで、ヤンゴンで最もボロ客車を寄せ集めた「伝説」の運用が、美しく再整備された日本中古RBTになったというあたり、変わりゆくヤンゴン、変わりゆくミャンマーを痛感させられます。
このほか、ヤンゴン工場内にて出番を待つ東海・仙台色のキハ40系列の画像を頂きましたが、「快速・多治見」って実在したのでしたっけ……(太多線に快速なんて贅沢だと思いますので、実現したとすれば中央線だな……。古虎渓あたりをブッ飛ばすキハ40系列乗りたかった!)。いっぽう、仙台色の非冷房車は当初、ヤンゴン~ネーピードー急行増発のために用いられるという話もあったようですが、フタを開けてみればヤンゴン環状線の200ks特別車になるようですね~。まぁ、撮影可能性が大幅に高くなるのは良いことです♪ そして、これから徐々にやって来るであろう東の非冷房車が全て環状線に入ってくるとなると、東海の冷房車 (300ks) と合わせて、環状線のオールDC化は意外とすぐに実現してしまうのではなかろうか……と。凄い世の中となりました。
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