ここのところ立て続けに仙台地区のE721系及びその派生車両をアップしていたところ、いつもお世話になっております鉄道雑誌界の大御所・斎藤幹雄様から、ちょうど阿武急AB900形を撮影されたとのことで、槻木駅での画像を有り難く頂きました。心よりお礼申し上げます! 既に通常の営業運転に入っており、現在はまだ1編成しかないことから、予想通りに今のところ阿武急線内で完結する運用に入っているとのことです。
AB900形はご覧の通り、昭和末期的センスを今に伝える (?) 阿武隈川の流れをイメージした8100形のカラーリングを踏襲せず、側面は「A」を先頭部と連結部にラッピングであしらうのみとなっていますが、「A」が過度に自己主張しているわけではないため、全体としてみれば側面が銀色まっさらで面白いE721が現れたな、という印象です。車内はE721と同様、1両あたり8つのボックスシートがありますので、阿武隈川と福島盆地の風景を眺めたい向きにも文句は言わせない、といったところでしょうか。そして当面は、果たしてどの程度のペースで新旧交代が進むかですが、まぁ地元自治体の補助金が大きな存在感を見せることになるでようから、一年に一度、一回当たり2両程度というのがせいぜいでしょうか。
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