第45回衆院総選挙に向け、民主党の小沢一郎代表は10月22日ごろから、地方行脚を始める予定です。
民主党公認(予定)候補者の擁立が正式決定していない約100の小選挙区のうち、候補者が内定した選挙区を重点に回る方針だ。訪問に合わせて候補者を正式発表する“擁立行脚”で、地方重視の姿勢をアピールし、選挙態勢づくりを進める構え。
小沢さんは「47都道府県の(県庁所在地の)1区は全部取る」との意気込みを示しているようです。
①「農業者戸別所得補償法案」を農村の有権者に浸透させる。
②47個ある「1区」のうち、30勝(17敗)以上する。
下町の太陽は民主党がこの①と②を達成させた時点で、政権交代が確実になると見込んでいます。この「小沢戦術」に関する解説はいずれ、ご説明しましょう。
小沢さんは7月の参院選では事前に全国行脚し、地方での集票に寄与、民主党大勝の原動力となりました。
「民主党から選挙に出たいが、どうすればいいか」。参院選直後から民主党本部には、こんな立候補希望者からの電話が相次ぎ、多い日は1日に約30本に及んだこともあるそうです。
[自民党の選挙対策]
自民党の古賀誠選対委員長は古賀さんは、12月末までに47都道府県連をすべて回り、意見交換を通じて選挙区の情勢を把握する考えです。
10月9日午後、千葉市を訪れ、次期衆院選の態勢再構築に向けた全国行脚の第一弾として、党千葉県連幹事長らから参院選の敗因や党本部への要望を聞き取りました。
千葉県連は医師不足、農家への対策、地方交付税改革などで要望しました。古賀委員長はメモを取りながら「衆院選にどう立ち向かったらいいか参考にしたい」と応じたそうです。古賀さんは「それぞれの県連で事情が違うから、個々の問題点を聞きたい」と述べました。
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