【国会傍聴記 2007年10月11日 衆院予算委員会】
国民新党の糸川正晃さん(比例北陸信越ブロック)。
当選1回生といえば、自民党では「小泉チルドレン」と呼ばれますが、国民新党では「国会対策委員長」。予算委員会での質問、NHK日曜討論などにも党を代表して出席できますから、2年前に当選した衆院議員の中で一番活躍の舞台があるのが糸川さんでしょう。
【地上波デジタルTV(2011年)が格差の拡大につながる】
画質が良くなるようなことを言っているが、結局は電波の幅をまとめて、携帯電話といった新しい電波に振り向けたいというのが、総務省の考えのようです。
またデジタルディバイド(情報化による経済格差)の問題も心配です。
この問題を糸川さんがふれました。
とても良い指摘だと思います。
田中角栄首相による日中国交正常化35周年と来年の日中平和友好条約締結30周年を契機に、日中の友好関係を確認しました。
崔大使は「民主党はいま、日本の政治で極めて大きな役割を果たしている。民主党の方々はこれまでも、中日関係の発展に努力してこられたが、この重要な時期に引続きご協力をお願いしたい。この面においても、小沢代表から是非お知恵をお借りしたい」と述べました。
小沢代表は、民主党と中国共産党による「日中交流協議機構」の合意に基づき、12月に1000人規模の訪中団を派遣することを確認したうえ、「直接交流する非常にいい機会なので、できるだけたくさんの国民とともに伺いたい。今から楽しみにしている」と意気込みを語った。
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[予告]
下町の太陽は12月の1000人訪中団に民間人として参加し、北京での現地ルポをお届けする予定です。一般団員としての雰囲気をお伝えします。小沢・胡錦涛会談の記事では分からない、訪中団の雰囲気をお伝えしようと考えています。
(写真は日本有数のコメ所、庄内平野)
新農政見直しへ緊急検討本部=農家の不満軽減狙う-農水省 (時事通信) - goo ニュース
若林農相が農林水産省に補助金の交付先を4ヘクタール以上の農家に限る「品目横断的経営安定対策」の見直しを指示しました。
農家からは、補助金を受けるための手続きの簡素化や、米価下落時の農家への支援策を求める声も上がっていると時事通信は伝えています。
若林農相の対応は、民主党の農業者戸別所得補償法案に対抗する措置としては「速い対応」です。いまから140年前、江戸城の明け渡しについて西郷隆盛と勝海舟が話し合い、「無血開城」が決まったことを連想しました。
が、記事の続きを読んだら・・・
「同省はこれらを踏まえて、8月下旬から既に全国各地に幹部職員を派遣、農業現場の意見を集めており、緊急検討本部で具体策を練る方針」
「幹部職員を派遣し、農業現場の意見を集めており、・・・」
遅い!!! 今まで官僚が農業現場に行ってなかった証拠です。
「昨年の食料自給率が39%に低下」との発表で、「昨年は天候不順で米が不作だったので・・・」と意味不明なコメントをする農水省。災害にそなえてアルファ米備蓄しとこうかなと思ってしまいます。
そしたら、こんな記事もありました。
<米価>下げ止まらず 農家、対策求める声 政府、直接関与に慎重姿勢
2007年10月9日(火)毎日新聞
食品の値上げが広がる中で、主食のコメは価格下落が続いている。収入が減るコメ農家からは、政府に対策を求める声も出始めた。しかし、政府は「市場重視」の考え方でコメ需給への関与をしだいに弱めており、打てる手は少ない・・・
というわけで、輸入小麦が高いですから、国内産のお米を食べましょう!若林さんのように餅米(赤福)でもいいかもしれません。パンは控えめにしましょう。小麦の自給率は14%しかないんですから(2005年度)。
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農水省、大臣だけでなく、事務次官までやめてどうするんだ! 遠藤武彦農相更迭 安倍改造内閣早くもつまづく |
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きょう発売の「週刊文春」10月18日号に「総選挙大予測」という記事が出ていました。私が選挙予測でもっとも信頼している宮川隆義さん(政治広報センター社長)の記事です。
これによると、自民党は現有307議席から197議席へと110議席減。公明党は23議席で8議席減らします。民主党は現有の113議席から224議席へと倍増しますが、過半数(241)には遠く及びません。日本共産党は9議席のまま。国民新党は5議席(1増)。社民党も1つ増やして8議席。新党大地は1議席のまま、新党日本が1議席を新しく取り、無所属は8人から12人に増えます。
これは第21回参院選の得票率に直近の世論調査のトレンドの変数(パラメータ)を換算したもので、候補者の資質(タマ)などは考慮されていません。宮川さんも「与野党の候補が出揃っていない現状なので、本紙恒例のものとは別の予測と考えていただきたい」としています。
私は新人が多い民主党がこれだけ議席を増やすということは現状では考えられないと思います。「あり得ない」と断定します。
小沢一郎代表は「県庁所在地は全部取る」と語ったそうです。47ある「1区」では全勝をめざすということですが、例えば鳥取1区は石破防衛相ですから民主党新人の当選はかなり厳しいでしょう。もちろん「1区」で民主党が25勝(22敗)ぐらいになってくると、「1区」はたいてい平野部ですし、隣接する「2区」「3区」などにも情報が伝播していきます。比例も連動して票が上積みされるでしょう。
週刊誌ですから「瀕死自民が下野する日」と見出しは踊っていますが、自民党も民主党も単独過半数はムリという予測は現実的なところでしょう。
今後は、国会での論戦は言うまでもなく、新顔の候補予定者がどれだけ選挙区でミニ集会を開くか、そこで年金などの質問にていねいに答えられるか、説明できないなら分からないなりの対応ができるか、というところで第45回総選挙の帰趨が決まるのではないでしょうか?
言ってみれば、国会論戦は「空軍」のようなもので、本当の「戦場」は各地方のそれぞれの選挙区なのかもしれないなあ、と「週刊文春」を読みながら感じました。
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予算委を傍聴席から取材してお疲れモード。
電車を乗りついだ下町の太陽はいつもの習性で、キヨスクの新聞ラックをチェック。すると、ど派手なカラーで「小沢 東京出馬説 民主党首都全勝作戦」の見出しが!
東京っ子の下町の太陽としては読まずにはいられません。
くだんの新聞は小泉チルドレン・川条志嘉センセイも愛読する日刊ゲンダイです。
これによると、「衆院解散→総選挙が現実味を帯びている中で、民主党の小沢代表が“逆刺客”を仕掛けようとしている。前回選挙で惨敗した東京の25選挙区から民主の大物を出馬させ、与党議員を軒並み落とそうという作戦だ」との情報。
そして「自らも岩手から東京に鞍替え。公明党の太田昭宏代表の地盤12区から出るほか、新党日本の田中康夫代表が自民党の石原伸晃議員の8区から出馬するウワサもある」というのです。
小沢さんは東京・城北地区ナンバーワンと言われる都立小石川高校(文京区)卒で、愛知県出身の太田さんよりも東京12区(北区、足立区の一部)にゆかりがあります。
岩手4区は、若い人材を立て、知名度をいかして東京12区に乗り込めば、両選挙区ともとれる可能性が高いでしょう。
あり得る話かも知れません・・・おそるべしゲンダイ。
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