【衆議院本会議 平成28年2016年11月10日(木)】
日本時間では前日の、米国選挙で、大統領に共和党トランプさん、上院の過半数を共和党が占めたことで、TPP(12か国中GDP85%以上の国の批准により発効)の米批准は、レームダック議会、新議会とも絶望となり、TPPは破談しました。
国会の混乱もあり、きょうの議事日程であるTPPの衆議院採決がまったくちぐはぐな間抜けな日程となりました。パリ協定、TPPと「条約日程感間抜け国会」となりました。外務省が世界を読み誤り、国会対策が混乱したのは、70年前と同様です。まず、外務省職員は年次を忘れないといけません。なぜなら、太平洋戦争に日本を転落させた外務官僚たちは、日露戦争直後に入賞した者ばかりであり、日露戦争を知らない外務官僚ばかりだったからです。世界も、英米同様にグローバル化を小休止する動きとなりましたが、両国中央銀行はすでに量的緩和をしていません。日本がこれだけの量的緩和をしている中で、日本が同様にグローバル化を小休止するわけにはいきません。ハッキリ言って、世論を気にせず、それでいて、自分たちの勤め人のくせに貴族意識を自制する。そして、霞が関他省が、あこがれも含めた外務省憎しの感情を他に発散させる。外務省を抑えつけないといけません。
本会議直前に、野党から、「山本農相不信任決議案」が出されたため、2時間の印刷時間を経て、本会議にかかりました。
趣旨弁明は民進党の福島伸享さん。討論では、自民党の討論(反対討論)でも「農相は反省してほしい」と指摘されました。
堂々巡り、記名投票表決の後、否決されました。
「TPP条約の承認を求めるの件」(190条約8号)と「TPP国内実施法案」(190閣法47号)が採決され、賛成多数で承認・可決。参議院に送られました。まったく先が見えない、「条約間抜け国会」の様相です。
ただ、ACSAをケネディ大使在任中に阻止できるかもしれません。私は今国会、それを目標に持ち始めました。今後折に触れて詳述します。
【参議院内閣委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
まず一般質疑。
続いて、「一般職公務員給与法改正案」(192閣法9号)「特別職公務員給与法改正案」(192閣法10号)が山本幸三公務員相から趣旨説明され、質疑は後日にして、散会しました。
【参議院財政金融委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
「社保税一体改革法の消費税増税延期法案」(192閣法3号)が1時間半質疑され、きょうは散会しました。
【参議院総務委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
「社保税一体改革法の地方税法改正法案」(192閣法4号)が1時間半質疑され、きょうは散会しました。
【参議院文教科学委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
「教育公務員特例法などの「研修」などの条項の一括改正法案」(192閣法17号)が松野博一文部科学大臣から趣旨説明され、きょうは散会しました。野党側筆頭理事は、日教組の斎藤嘉隆さん。
【参議院経済産業委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
「JOGMEC石油天然ガス金属鉱物機構法改正案」(192閣法8号)が採決され、賛成多数で可決しました。次の本会議で成立のはこび。
【参議院国土交通委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
「鉄道・運輸機構法改正案」(192閣法2号)。午前中参考人質疑がありました。午後は質疑がありました。そして、その後、なんと採決になりました。通例、参考人質疑をしたその日には採決しないことになっています。しかもこの委員会は前回の定例日に、とくに理由もなく開催されました。これはさっぱり訳が分からない運営で、野党側筆頭理事の長浜博行さんに、私は「長浜先生のことだから何かお考えがあるに違いない」と思っていましたが何もなかったようです。長浜さんは、おそらく、早大政経学部と松下政経塾の後輩として、野田佳彦さんを支え、環境大臣にも任命されました。そのため、参議院花斉会の幹部ですが、私はそんなことは言いませんが、口の悪い人からは「花斉会は党内政局ばかりだ」と言われちゃいそうです。
鉄道機構法案は、共希反対、自公民維賛成多数で可決しました。次の本会議で成立のはこび。
【参議院法務委員会・厚生労働委員会連語審査会 平成28年2016年11月10日(木)】
「外国人技能実習生機構法案」(189閣法30号衆修正)と「介護を追加する入国管理法改正案」(189閣法31号)に対して、金田法相と塩崎厚労相が出席して、第1委員会室で開かれました。
【参議院法務委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
連合審査会を終えた、午後、「外国人技能実習生機構法案」(189閣法30号衆修正)と「介護を追加する入国管理法改正案」(189閣法31号)の参考人質疑がありました。 「実習生を受け入れてる会社は、日本人をいくら募集しても、応募がない会社が多い。日本人を含めた底上げが必要だ」との生の声がありました。
【参議院厚生労働委員会 平成28年2016年11月10日(木)】
連合審査会を終えた後は、ただちに「年金加入期間10年法案」(192閣法6号)の質疑に戻りました。きょうは散会しました。
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