[写真]日本薬剤師連盟から年間3100万円の資金提供を受けていた松本純・衆議院厚生労働委委員長(自民党為公会)、自民党ホームページから。
自民党が最高裁判決を受けて一般医薬品のネット販売解禁を成長戦略に盛り込もうとしていますが、「100%」か「99%」かでもめています。
薬事法改正法案などを審査する松本純・衆議院厚生労働委員長が、日本薬剤師連盟(児玉孝代表者)の2011年平成23年定期公表分の政治資金収支報告書で、後援会と総支部あわせて、3100万円以上の資金提供を受けていたことが分かりました。
政治資金パーティー券は1回あたり後援会と総支部で150万円ずつ買ってもらっています。会場代や飲食代をさっ引いても、年間3000万円を断続的にもらっていることになります。5月18日には総支部に1000万円で、そのほかにも、後援会、総支部に500万円ずつ断続的(定期的)に資金提供を受けています。
一方、安倍晋三現首相はパーティー券を年2回、おそらく3枚ずつ買ってもらっており、総額12万円。
日本薬剤師連盟は会員10万人超で、資金量は12億円。ちなみに、年間の収入(複式簿記でいう売上高)のなかには、預金利息だけで32万円超。
薬剤師でありながら浪人中だったとかしきなおみさんのほか、民主党議員も比較的支援を受けていますが、松本厚労委員長の3100万円は圧倒的。
松本さんは神奈川1区選出で、私が知る限り、日本一の利権の街・港ですが、この地でいうところの「野毛のおぼっちゃん」で、うまく利権をおさえる高潔な人物だと思われます。当選5回。薬学部卒の薬剤師。麻生副総理の側近中の側近として知られます。自民党為公会は、いまでも自民党清和会との合併も噂されるなど、安倍・麻生政権の主流派として知られます。
本当に自民党に、一般医薬品の100%ネット解禁、薬事法改正と医療機器審査の規制緩和ができるのでしょうか。
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