大 樹 ・ 落 葉
この道はカラマツ葉ジュウタン
キメ細かで踏み付けがしっかりしていた。
カラマツ林に朝の陽光
落葉樹原生林
光が差し込んだ
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山頂の力強い巨樹
白樺の樹が天に向かって立つ
苔と共に弁当を食べた
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今日のメモ
自然を捉えた瞬間
ガスがかかり行き先どうなる事だろう。
木々の枝からしたたり落ちる朝露、ササヤブをかき分けて前に進む。
深くヤブに入ると、下半身がびっしょりと濡れて身につめたさが染み入る。
アップダウンを繰り返し息せき切って
小枝につかまりながら、立ち止まる、また上がる。
滑りながら張る根に足を止め、身をくねらせながら登る。
誰もが踏んだことのない落ち葉が待っていた。
じゅうたんを重ね合わせたより何倍ものふっくらした自然のジュウタン。
突然、前方のガスが晴れて、富士のテッペンが顔を出す。
誰かれとなく『ヤッター(♂♀)、富士山だ~』と叫ぶ。
歓喜の一瞬。
人は、歓喜に浸たると前後不覚になり
一瞬そのことだけに没頭する。
タダ、ただ眺める。
握り飯を食べて、落葉の上に大の字になって紺碧の空を見上げた。
葉を落とした小枝が重なり合って、くっきりと見えた。
人間と自然と空が一直線となった瞬間だった・・・・・た。
山の空気を胸いっぱい吸い込んだ。
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寸又峡・つり橋
妻も静岡・寸又峡の忘年ハイク(1泊2日)を終え
今年の山行を同日、締めくくった。