女峰山の女神、田心姫命(たごりひめのみこと)を祀る。
日光二荒山神社の別宮。
本宮、新宮(現在の二荒山神社)とともに日光三社権現の一つである。
820年、 弘法大師が創建したと伝えられる。
明治四年の神仏分離までは楼門に大師の筆といわれる「女体中宮」の額が掲げられ、仁王像が安置されていた.
いう。
↑滝尾神社はここから始る。
↑天狗沢にかかる名瀑。高さ薬10m。弘法大師修行の場と伝えられている。
世々を経て 結ぶ契りの 末なれや
この滝尾の 滝の白糸
↑弘法大師(空海)が、弘仁十一年(820)この地に来て、奥の大岩のあたりで神霊の降下を祈願したところ、美しい女神が現れたと伝えられている。
↑運試の鳥居
元禄二年(1689)に、三代将軍家光の忠臣、梶定良が奉納したもので、
鳥居の額束(中央の縦の部分)の丸い穴に小石を三つ投げ、穴を通った数で運を試したという。
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この御供水には、酒の味があるといわれ、持ち帰って元水として酒を造ると、良酒ができるという。
醸造家の崇敬が厚く、古くから栃木県内の酒造家たちで酒泉講が結成され、秋に祈醸祭、春に報醸祭が行われる。
現在は、西神苑の「二荒霊泉」でおこなわれる。
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↑ 弘法大師が、この山で修行をした時に田心姫命が現れた場所と伝えられている。
初代の杉は1699年、1747年、1749年と相次いで倒れ、現在の木は二代目である。
倒れた親木は、そのままにしておく習わしで、今も横たわっている。
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