伝統工芸三題
江戸木彫り
しばらく立ち止まって鑿と木槌に力の強弱、作品と彫りの出来具合を眺めていた。
鑿の大小、丸、角その種類の多さにビックリした。
彫る場所によっては一回使ってまた次ぎの鑿、そして取り替えまた次ぎの鑿、
巧みに使い分ける技には驚いた。
素材はヤキが最適といっていた。
「この仕事に携わり、いくつになってもこれは・・・と満足したことがない」
木彫りに磨きを掛ける職人技の一言だと感じた。
おまけ
陶芸
東京三味線
三日,三月,三年という言葉がある。
伝統工芸の仕事にあっては、仕事を覚えるのに3年、何とかできるようになるのが5年、
磨きが入るのが10年くらいの年月。聞いて見ていて思った。
物を仕上げるということは大変なことだ。≪匠≫
前回、伝統工芸≪東京くみひも≫を掲載しました。
コメ欄は閉めております。