諏訪流放鷹術の実演
放鷹術とは人が鷹と共に生き狩を行う為の鷹匠の総合的な技と心を示します。
諏訪神社には、勘文が伝えるように狩猟の神が奉られており、
そこで贄( にえ )鷹の神事を執行していた。
諏訪流は、
最も伝統的な特徴を残す流派の一つであると言えるでしょう。(諏訪流HPから)
沢山の見物客が集まっていました。
鷹狩の実演が始まりました。
まず、鷹を慣れさせるために、会場を3周程周回してから実演に入った。
下たの画像は鷹匠の面々です。
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下2枚の画像は一般見学者から選抜された人(4名)の、放鷹の実演です。
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中央の電通のビル屋上から鷹を飛ばして会場に降下させ実演
屋上から鷹を放つ大塚鷹匠
調教経験3年以上で、実技試験に合格した鷹匠は5人。
大塚さんもその一人だ。
スポーツ人類学を専攻した大学の卒業論文で鷹狩りを取り上げたのが縁で、
この世界に飛び込んだ。大塚紀子鷹匠
タカを屋外の小屋で飼う人も多いが、大塚さんは埼玉県所沢市内の
「ペット可」のアパートで飼っている。2部屋のうち3畳の部屋をオオタカとハヤブサの
2羽が占領。たいていは止まり木で休んでいるのでおとなしい」という。
餌には血抜きをしていない生肉が必要で、
卵を生まなくなったウズラを譲り受けて与えている。
秋から冬のシーズンは毎日、車で片道1時間ほどかけて東京・多摩地域の
休耕田や河川敷に出かけ、2~3時間の調教をする。
大塚さんは2年前から早稲田大学大学院で、
諏訪流の歴史的位置づけや技法などまとめている。
ユネスコ無形文化遺産登録を目指す保存会の中で重要な役割だ。
「多くの伝統猟法が消滅するなか、登録は文化を守る一つの手段。独自性を明らかにしたい」
↑ 朝から数羽の野生の鷹が、
なわばりを主張し、広場上空をゆっくりと旋回
浜離宮庭園の実演では、近くにある地上48階建ての
電通本社ビル屋上からハヤブサを放つ。
「獲物を捕るため、鷹が本気で追い、技を見せてくれるのが楽しい」と大塚さん。
庭園内では、鷹匠の手から別の鷹匠の手にオオタカが行き来する
「振り替え」なども見ることができる。(朝日新聞・根本理香)
勇壮な『振り替を』見ることが出来ました。
有難うございました。
放鷹の実演は動きがないと、見劣りして興味が沸きません。
そこでyoutubeから画像をお借りしました。
鷹の勇壮の動きをご覧ください。