明治の歩みをつなぐ、伝える~明治150年
今年はちょうど『明治150年』にあたる」とあるものを目にして、
はたと考えた。
明治維新から数えて150周年、
明治がこれまで続いてきたと仮定すれば今年は「明治150年」
という計算になる。
「政府は来年『150年記念事業』を大々的に計画――『明治礼賛』
また各マスコミでも色々な取り上げ方をしています。
私のよく聞く「NHKラジオ深夜便」でも人物を取り上げて
掘下げて礼賛している。
1 伊藤博文、憲法学者、初代内閣総理大臣
2、上村松園、女流日本画家
3、津田梅子 岩倉使節団でアメリカへ、女子教育に献身
4、大槻文彦・言海編纂
今までにこの4人が取り上げられた。
言 海について
語学者の大槻文彦が明治期に編纂した国語辞典。
日本初の近代的国語辞典とされる。著者がが17年かけて編んだ『言海(げんかい) 』
その間に、娘と、奥さんをなくされている。
編纂し、印刷を国にとお伺いを願い出るが叶わなかった。そこで今で言う自費出版を試みる。
現在までに、17版を重ねている、国語宝物辞典です。
小生も、[言海」という言葉は見聞きしましたが、手に取り中を開いたのは初めてです。
近くの図書館でお目に掛かりました。
図書館の書庫に並んだ「大言海」
分厚いとても重量感が有りました。
著者の写真
内容ページ
刊行に当たりて、大槻文彦
裏扉に17重版発行と記されている。
NHKラジオ深夜便