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言 海 (国語辞典)

2018年08月13日 | 総  そ の 他

 明治の歩みをつなぐ、伝える~明治150年

 

 

 今年はちょうど『明治150年』にあたる」とあるものを目にして、
はたと考えた。


明治維新から数えて150周年、
明治がこれまで続いてきたと仮定すれば今年は「明治150年」
という計算になる。

「政府は来年『150年記念事業』を大々的に計画――『明治礼賛』
また各マスコミでも色々な取り上げ方をしています。

私のよく聞く「NHKラジオ深夜便」でも人物を取り上げて
掘下げて礼賛している。


         1 伊藤博文、憲法学者、初代内閣総理大臣

         2、上村松園、女流日本画家

         3、津田梅子 岩倉使節団でアメリカへ、女子教育に献身

         4、大槻文彦・言海編纂

        今までにこの4人が取り上げられた。

 

言 海について

語学者の大槻文彦が明治期に編纂した国語辞典。

日本初の近代的国語辞典とされる。著者がが17年かけて編んだ『言海(げんかい) 』

 その間に、娘と、奥さんをなくされている。

編纂し、印刷を国にとお伺いを願い出るが叶わなかった。そこで今で言う自費出版を試みる。

現在までに、17版を重ねている、国語宝物辞典です。

小生も、[言海」という言葉は見聞きしましたが、手に取り中を開いたのは初めてです。

近くの図書館でお目に掛かりました。 

 


図書館の書庫に並んだ「大言海」

 
分厚いとても重量感が有りました。



著者の写真

 

 


内容ページ

 


刊行に当たりて、大槻文彦

 


裏扉に17重版発行と記されている。

 

NHKラジオ深夜便 

 明日への言葉      

 

 

 

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72候、立秋・次候

2018年08月13日 | 総  そ の 他

寒蝉鳴(ひぐらしなく)8月12日頃

  

 

このお話は、小学校5年生の頃の思い出話・・・・・です。


カナカナと甲高くセミが鳴き始める頃。

夕暮れに鳴くヒグラシの声は、侘びしくて寂しい。 

夏休みも終わろうとした、ある午後のひと時でした。

宿題も終わっていた、新学期も始まろうとしていた。

ヒグラシの鳴き声を聞くとやばいくらい悲しく泣きだしそうになった。

1年前の今ころ城峰山の麓に、級友が亡くなりお葬式に、
女性の級長さんと一緒に行った。

その時もヒグラシが煩しいほど頭の上の木々で鳴いていた。

 

あの時からほぼ1年、夏休みの終わる頃、いつも胸に閊えるものがあった。

 ヒグラシの泣き声、夏休みの終わり掛かった頃になると、
友の思いが込み上げて辛く泣きそうになる。

歳を重ねた今でも、もう帰らない青春時代を思い浮かべながら 、
何故か侘びしい思い出に耽っていた。

 

人は何故か?つまらないことに頭を突っ込んで、あのころは、あの時は
の感傷に浸かることが有る、不思議な動物です。

 

ヒグラシ 鳴き声 

 

 

 

 

 

  

・  ひぐらしの鳴く頃となる暦かな  (縄)

 

  

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