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旅人はもう歌わない

2021年10月22日 | 総  放送(ラジオ深夜便含む)

防人の歌(さきもりのうた)

 

 

 

新聞を読んでいたら「防人」にまつわる記事が目についた。

・・・・・・・・・・・・・・・

多くの歌人が、旅の途中で、旅の歌を詠んだ。芭蕉は別格に思うが、『防人の歌

例に挙げるまでもなく、古今東西、有名無名の詩人たちが、出会いの喜び、別離の悲しみ、

望郷の念を歌で紡いでいる。

そして人生そのものが旅の比喩で語ることができる。だから旅芸人の旅の歌は人生の歌とし

て長く愛されてきた。1960年から70年にかけて旅としての人生を謳歌する歌が歌われた。

「遠くへ行きたい」「若者たち」「風」「さらば恋人」「岬めぐり」「いい日旅たち「津軽海峡・冬景色」等など。

・・・・・以下続く・・・・

 

この文章の中で、いきなり「防人の歌」が、ポ~ンと飛び出して来た。

そういえば故郷の小学校校庭に「防人の歌碑」がありました。

小学生で幼く、在ることは知っていたが、内容まで理解することはできず、

今改めて「防人の歌碑」を取り上げ観賞した。

 

故郷・吉田小学校校庭にて


防人の歌碑

 

碑に次の2首が刻まれている。

武蔵禰能 乎美禰見可久志 和須礼遊久   武蔵嶺の 小峯み隠し 忘れ行く
   儀美我名可気氐 安乎禰思奈久流       君が名懸けて 吾を音し泣くる

   於保儀美乃 美己等可之古美 宇都久之気  大君の 命畏み 美しき
   麻古我氐波奈利之 之麻豆多比由久      真子が手離り 島伝い行く

   右一首 助丁 秩父郡大伴部小歳

    旅の門出に際して詠んだもので、悲しくも暖かい歌と感じられる。
九州防衛のため、3年間は故郷に帰れず、
留守家族の保証もなく、自費で旅を続け、任につかなければならなかった。
帰りも同様で、大変な旅路であった。

 

比企野さんのblog



【武道館再録】

さだまさしの詩【防人の詩】曲を聞いていたら・・・
イニシエの「防人」を思い浮かばせる・・・・・ものがあった。。


 

 

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