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菊花展を見に行く、その1

2022年10月21日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

「菊花展」咲いて居ませんでした。

句会の前に菊花展を見て置きたかった…。

 

 

1、兼題「菊日和」に纏わる句
  菊花展を見る前に・・(作・縄文人)

  ① 菊日和はっぴ姿は影に在り
   ② 門潜る境内狭し菊花展
    ③ 懸崖や影長くして八分咲
      ④ 菊花展丹精尽くし満と咲き
       ⑤ 菊日和見事咲きたる境内に
        ⑥ 雨晴れて金賞札に菊雫
          ⑦ 菊作り花に手を添え枝を剪る
           ⑧ 菊の香や山路の旅篭軒の下

2、「菊」の俳句を詠むには菊花展へ、開展早々出かけたが・・・蕾

ポスターを見て菊花展18(火)に始まったばかりで、早いと思いながら出かけた。
境内は係員が6人(ボランテイヤ2人、菊作り2人、その他♀2人)が居るのみ、見学者は2~3人でした。

    菊花展緑一色蕾かな
             文化の日ごろ「満」と咲くなり (縄)
            菊花は、本当にチラホラ、係員に尋ねると、11月に入らないと、
             花らしい菊は見られないとのことでした。残念・・・。

 

3、菊作りの奥儀を話してもらいました!!

菊は、手をかければかけるほど、美しい花を咲かせると言われています。
① 観賞価値が高いだけでなく、育てた人の愛情に応えてくれるところも魅力なんですね・・・。

② 大菊の栽培は専門的な知識を必要とするため、一般家庭では菊花展に出すようにするのは難しい。
③ 菊作りは、展示会が終わると同時に来年の準備が始まります。それは落ち葉を集め腐葉土にする土作り、春になると差し芽、枝の選定、散水、肥料の配合、天候の具合と1年中休む暇がない。
中でも、土作りが最も難しいと言っていた。
④ 土作りは、水はけのよい土を使うことがポイントです。鉢植えは、赤玉土:腐葉土:パーライト:くん炭の配合か、黒土に腐葉土を2~3割混ぜたものがおすすめですと専門的に話してもらいました。。

市販の菊用培養土を使ってもかまいませんがやはり自分で作った培養土が、気に入ってます。・・・と菊作りの関係者が丁寧に説明してもらった。

4,花は咲いて居ないのになぜ出かけたか!?
 句会が兼題「菊日和」の基に22(土)に句会が行われます。この時、選句・披講・講評等で言葉のやり取りが行われます。やはり句会の前に実際に花を見て観察し今年の菊について菊作り話などを聞いておきたか った。実際に見聞した後に披講に臨むと気持ちが和らぎ言葉に味が出てきます。現場鑑識に『現場百篇義自ずから通ず』なる言葉が有ります。現場を見るときは何回でも足を運ぶと自ずからそこに光が差してくる。
 句作りの時も、何回も現場を訪ね観察することによりより良いものが生まれると教えられている。

 


    2022江戸川区菊花展ポスター


    菊花展入り口アーチ


    善養寺山門前の赤石


  山門から眺めた菊花展の様子


   総合花壇


  この総合花壇には60~70鉢の菊が盛られているとのこと・・・。


  太鼓橋と、水車小屋を配して。見学者は居ません!!


   懸崖花壇

 

        菊花展「文化の日」には「満」と咲き (縄)

 

 

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コメント (19)
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