こよなく愛した田舎の風景
少年時代の遊び興じた景色=残像景そのままに
東京で見つけた残心像にピタリの風景
物置の板塀が少年時代の哀愁を誘い、
沸々とノスタルジックな感情を掻き立てる。
コルタールの匂い、黒の板塀と白壁、下見板の作り。
ここは、
登校時の集合場所で、の児童がここに集まり、学校への道のりを急いだ。
下校すると、カバンを縁側に放り出し、
ここの物置小屋周辺に集まり、馬乗り、石けり、棒遊びに興じた。
集まるのに便利、適当な広場、陽だまりで北風を防ぎ丁度よい遊び場だった。
当時は、現代のような様々な遊び道具があるわけでなく、
自分たちで遊びを工夫し、時を過ごした。
子供心の遊びが、
コールタールの匂いから、白壁から、下見板から蘇ってきた。
コメ欄は閉めています。