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10月の宿題・俳句

2020年10月18日 | 文学  かめの会・季語のある風景

兼題・小鳥来る

「かめあり句会・10月」が間もなく行われます。

 

 

兼題「小鳥来る」を基本にあれこれとウイングが広がった。

机上の作句になると画像からの)発想やら、幼少や少年期に過ごした故郷の山や
川を連想しこの辺が出発点になります。

皆さんは、どんな句を提出されるだろおうか、披講が楽しみです。

 


 故郷の佇まいと秩父盆地を取り巻く山々と美濃山

秋思う母亡き故郷(さと)や遠くなり (縄)

この句は10年前に思いをはせ読んだ句です。歳重ね自分の身体も
しんどいなぁ~と思うようになりました。幾つに成っても
親の有り難さは心のひだに染みついています。

 


 少年時代に朝夕眺めた両神山とブドウ畑


農終えて秩父音頭や鳥渡る (縄)

娯楽の多様化とでもいうのか、最近は盆踊り大会という言葉を聞かない。
学校に通っていたころ農繁期が終わり一段落すると、河川敷広場、
学校の校庭などで3日間通しで、”盆踊り大会“が催うされた。

 


 里見公園羅漢の清水

 

 蹲(つくばい)や小枝を揺らし小鳥来る (縄)

ブログを閲覧していたら蹲(つくばい)に鳥が来て水を飲んでいる
場面にお目に掛かった。
これだと思い詠んだ句です。

 

 



 かめあり句会「清記」これから選句し披講の基になる

 

秋の夜や句を詠み想う夫婦坂 (縄)


パソ部屋にて一心に5・7・5をひねって出来上がった句を清書していた。
やっと出来上がりお勝手に行くとY婦が読書に耽っていた。
二人で苦労(夫婦坂)をしてきたんだな・・・そんな思いがこみ上げてきた。

 

 

 

コメ欄は閉めています。
お越しくださって有難うございます。


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