日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

郷  愁

2024年11月15日 | 紀  秩父のあっちこっち

ふるさとの
    話をしよう

        第1話・秩父というところ

 

日本百名山 両神山 | 小鹿野町
       朝な夕な眺めた日本百名山、両神山

 ある人が秩父を評して「秩父は江戸の文化の吹き溜まり」と言ったことを耳にした。
晴れた日には、東京のビルの屋上から淡いブルーの奥秩父の連山は、夕日に映えてさなが
らの絵画のようである。此の秩父は、都会の喧騒な生活に飽きた人々の限りない郷愁を誘
ってくれる奥庭ともいえるところだ。

 池袋から西部電車に飛び乗に90分、アットいう間に山に囲まれた「秩父」に到着する。
そこには2千メートル級な関東山稜に囲まれた、細々とくらしを守ってきた、素朴な山村
の生活の文化があるからです。

 秩父の山には、日本アルプス急な男性的な景観は見られません。アルプスにはその土地
の生活と切り離れた山独自の美しさがある。秩父の山々にはそのような絢爛な姿や形は望
めないが、山の稜線から谷の隅々まで至る所まで、生活の息遣い、深い人情と深呼吸がみ
なぎっている。秩父の文化は廻りの山々と深い関わり合いが有ります。

 

秩父 山里 生活記3: 2020年5月アーカイブ
        山の氏神様

 日本の山の信仰は、古くから山々に宿る神様や霊験あらたかな霊地に対して、敬意を払
い、信仰を寄せる信仰のひとつです。山々は、古来より日本人にとって神聖な場所であ
り、山岳信仰はその山々に宿る神様や霊を崇める信仰として、広く日本の文化に根付いて
います。

 山岳信仰の代表的な神様には、日本各地に存在する「山の神様」があります。山の神様
は、山や自然を司る神様であり、山岳信仰の中心的な存在となっています。
筆者が、秩父の田舎に居るとき、年開けて初めて山の仕事に就くときは、この山の神祠
に、オサゴ(お米)を持って供し「今日から山に入ります」と言って、山の安全を願っ
た。

  (「ふるさとの話をしよう」のコーナーを新設しました。追々記事を書きます)

 

      ふるさとの山にむかいて問うてみた
          ダンベーことば帰って来たよ(縄)

 

 

 

コメント欄は開いてます。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする