ふるさとの
話をしよう
第1話・秩父というところ
朝な夕な眺めた日本百名山、両神山
ある人が秩父を評して「秩父は江戸の文化の吹き溜まり」と言ったことを耳にした。
晴れた日には、東京のビルの屋上から淡いブルーの奥秩父の連山は、夕日に映えてさなが
らの絵画のようである。此の秩父は、都会の喧騒な生活に飽きた人々の限りない郷愁を誘
ってくれる奥庭ともいえるところだ。
池袋から西部電車に飛び乗に90分、アットいう間に山に囲まれた「秩父」に到着する。
そこには2千メートル級な関東山稜に囲まれた、細々とくらしを守ってきた、素朴な山村
の生活の文化があるからです。
秩父の山には、日本アルプス急な男性的な景観は見られません。アルプスにはその土地
の生活と切り離れた山独自の美しさがある。秩父の山々にはそのような絢爛な姿や形は望
めないが、山の稜線から谷の隅々まで至る所まで、生活の息遣い、深い人情と深呼吸がみ
なぎっている。秩父の文化は廻りの山々と深い関わり合いが有ります。
山の氏神様
日本の山の信仰は、古くから山々に宿る神様や霊験あらたかな霊地に対して、敬意を払
い、信仰を寄せる信仰のひとつです。山々は、古来より日本人にとって神聖な場所であ
り、山岳信仰はその山々に宿る神様や霊を崇める信仰として、広く日本の文化に根付いて
います。
山岳信仰の代表的な神様には、日本各地に存在する「山の神様」があります。山の神様
は、山や自然を司る神様であり、山岳信仰の中心的な存在となっています。
筆者が、秩父の田舎に居るとき、年開けて初めて山の仕事に就くときは、この山の神祠
に、オサゴ(お米)を持って供し「今日から山に入ります」と言って、山の安全を願っ
た。
(「ふるさとの話をしよう」のコーナーを新設しました。追々記事を書きます)
ふるさとの山にむかいて問うてみた
ダンベーことば帰って来たよ(縄)
コメント欄は開いてます。
生活者であった縄文人さんならではの
記事を楽しみにしています。
きっと義理と人情のエピソードなど
心豊かなガイドになってくれることでしょう。
秩父出身の若秩父という関取がいましたね。
山の神様---、テレビでは、地元の方がお供えと祈りをなさってるのが映ったことがありました。海外でも入山許可の手続き(お酒と供物)を経て、ですね。
オサゴをお供え、この言葉は知らなかったです。
素敵な企画が始まるのですね。楽しみにしています。
両神山は関東在住時代は一番好きな山でした。
昭和30年代に流行った夜行日帰り登山で行ったこともありますし、就職して社会人になるそのお祝いに一人で小鹿野(納宮)から夜間に歩いたこともあります。
もう一度歩いてみたいものです。
同じ県から同じ県へ嫁ぎましたが、どちらもすぐ裏手が山です。
石川啄木の、
ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな
を思い出します。
図書館からもらい受けてきた『短歌本』を読み漁っていた。
ふるさとの話をしよう。
こんな同じようなページを見ました。
此れにヒントを得ました。
ふるさとを語る年齢ではありませんが、故郷であれば記事・内容もたくさんあります~~
ハイ早速致しました。
* ふるさとや根深いことは山と川
郷愁誘うあそびし友と(縄)
故郷は「思うだけでも・・・・」いっぱいあり叉~。
* ふるさとの日向ぼっこや寒すずめ (縄)
ふるさとは誰もが平等に持っていて、
誰もが親しみやすい場所、それは生まれたところが故郷です。
何といっても、幼き時の想いでは、「山と川、そこで遊んだ思い出」でありましょう。
* 川に行き石を手探り魚獲る (縄)
石の下には魚が2~3匹必ず潜んでいました。
此れを手探りすると魚の感触・・・・・握って獲った。
♬兎おいしかの山
小鮒釣りしかの川
故郷のことを書きなさいと言うと、目隠しであれも此れも浮かんできてアッと言う間に作文スラスラと!!
ハイ新コーナーではありませんが、書くきっかけは👆ドンこさんへのコメご覧ください。
そうですかそんなに両神山に親しみを・・・・
朝学校に行くときは両神山を背負って、下校の時はいつも目の前、
あの高き山に負けないように~~そんな夢を抱きながら。
* ふるさとの山に入りて栗拾い
アケビを取ってこれは美味いや(縄)
故郷の山はある程度入会権が認められていて、
栗拾い、キノコの採取、山芋掘りなどは自由にできました。
故郷の山思い出いっぱい、有難きかな!!
私の採れたところは埼玉の山の中、
ハイ~次男坊ですから荒川の筏に乗りまして、下ること1週間、筏生活・・・デゴザンシタ、
荒川から隅田川に入りまして、両国橋に筏が突当り壊れてしまいました。
引き上げられた場所が、両国・蔵前でした。
裸一貫果て扨て「お相撲さんにでも」と考えましたが、身体の関係で~~駄目!!
東京という場所をふらふら、出会った人が「ふうてんの寅さん」、それではと寅さんのカバン持ちになり、此処柴又に落ち着きました。
縄文人の出世物語おしまい。
* ふるさとの囲炉裏を囲みし家族らは
地下に潜りて吾一人也 (縄)