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今は亡き人たちの(被)取材記事,その0

2022年09月04日 | 社  食   物

聞き書き「埼玉の食事」本扉を飾った
赤柴耕地の人々郷土料理

 

 

本棚を整理したら「聞き書き・埼玉の食事」なる本が目に入った。

ペラペラと捲るとむかしお世話になった、向こう三軒両隣、我が母も映っていた。

ついいつい懐かしくなり、およそ1時間読み続けてしまった。

そう言えば帰郷の折、実家の縁側にて何日通い詰め取材をして本を作ったという
話を耳に挟んだ。

ツイツイ懐かしさが先に立ち・・・記事でUPした。

 

・ 懐かしき顔顔顔の昔びと 
              お世話になし感謝感謝よ (縄)

 

 


上二人は隣のTさんと、我が母(右H7,3亡)
下は裏隣の高野家の庭にて”しゃくし菜”の漬け込み



秩父地方の郷土料理(栃餅つくり)&T家の奥さん
栃餅つくりは、山から栃の実を拾い集め、水に浸すところから始まり、
なかなか手間のかかる郷土料理です。
御覧のように栃の実独特の色、香りがあり秩父地方の郷土料理。

 


秩父地方の「繭玉飾り行事」と郷土料理。
「繭玉飾り」は、唯一の現金収入源のため、お蚕様と言って大事に育て
繭にして出荷した。行事として祝った。


裏隣の高野家の囲炉裏と郷土料理
どこの家にもこのような囲炉裏があり、殆どの煮たきはここでした。
じゃがいもに”ゴマ味噌”を着けて、強火で焼いています。
焼きあがった”串ジャガ”は、香ばしくてとても
美味いダガネェ~・・・・。
焼きおにぎりなどは、鉄器の上に載せ焼くとすぐコンガリ焼けた。

 

・ 縁側に郷土料理や酢饅頭 (縄)

「酢まんじゅう」は秩父地方の農民の人が作った昔からの作り方で手作りしています
炭酸まんじゅうや酒まんじゅうとは違い、米麹から酢を作ります。
米の発酵段階で膨らませる力が出る時があります。その一瞬の
タイミングを逃さずまんじゅうを作ります。

最終的には料理に使う酢になりますが、途中段階の酢はほとんど
酸っぱくなく食べられます。
秩父地方の農民ではあんこは漉しあんを使わず、
ほとんどつぶあんを使いました。

 

郷土料理の作り方は、後日機会を見てUP致します。

「竹の子煮付け、山うどのよごし、雑魚煮付け、土じょう汁、鯉の煮付け、
タニシ汁、麦飯、飯っつるべ、たらし焼き、お切り込み、酢饅頭、
炭酸まんじゅう、あんころ持ち、栃餅、もろこし饅頭、サツマイモ、
豆腐、おなめ、吊るし柿、しゃくし菜付け、うどん、そば・・等等」

 

 

 

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15 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2022-09-04 10:51:40
もろこしまんじゅう、一度に沢山お作りなのですね。お母様のお写真を見つけられましたか。トウモロコシの粉をご自宅で挽かれたのかもですね。
栃餅もですか。手間の要るものばかりです。菓子職人さんが作って名物にされていても、当時の美味しさからは遠いのでは?。
あらら、杵は殿方と思っていましたが、女性たちが頑張っておられたのですね。
>米麹から酢を作ります
こちらのご馳走、味見したいです。作り方が伝わっていると良いなと思います。私も粒餡が好きです。
返信する
こんばんは~♪ (とんちゃん)
2022-09-04 18:23:59
以前にも拝見しましたが・・・お母様のお写真、素敵ですね~💛
品があって、正に日本の母と言う感じ!
お父様を戦争にとられて、女手一つでお子達を立派に育てられたのですね!
私の祖母と面影が重なります。
私が行くと、このように背中を丸めて好きなおはぎやお団子をつくってくれました!
返信する
郷土料理 (テイタイムryo)
2022-09-05 00:23:48
懐かしい雰囲気の場面ばかりですね。
所は違えども我が実家も昔は似たような感じでした。

93歳で逝った母を思い出しました。

コメントメールとフォローいただき
ありがとうございました。
返信する
Unknown (yamasa)
2022-09-05 01:05:39
懐かしい感じのする写真です。
昔の良き日本ですね。。。(^O^)
昔の人は働き者と言いますが。。。
まさにそんな感じがします。
たくさんの郷土料理、美味しそうです。
返信する
皆さんへ (縄文人)
2022-09-05 08:25:25
kazuyoo60さん
とんちゃんさん
テイタイムryoさん
yamasaさん

我も八十路、親の亡くなった年齢に近くなってきました。
本箱を整理していたら、アレアレ…と目を見張る本、ペラペラとめくると

  ・お世話成り向こう三軒両隣
          懐かしき顔縁側埋めし (縄)

そんなこんなで断捨離どころか、あっという間に時間を費やしてしまいました。
やはり昔の田舎の生活は、どこでも似た通ったかですが、わが故郷は秩父盆地の山の中です。
小・中学校時代、埼玉県より広いのだ!!イヤハヤ、荒川の水は上からしもへ流れ・・・・・・」
等など、山に纏わることは一杯、したがって「秩父は山中に在り」・・・・・。

峰、峰に囲まれた秩父盆地、独特の文化が発祥し、郷土料理も枚挙にいとまがないです。
祭りなどもどこかで毎日のように行われてい手あっちの部落、こっちの耕地、隣町と言うように、風俗習慣もソレなりに多種多様、方言も豊かです。

  https://www.ja-chichibu.jp/news/hougen.html

また12月行われる「秩父夜祭」も見ごたえがあります。

  http://www.chichibuji.gr.jp/event/yomatsuri/

そんな地方に根ついた郷土料理、機会がありましたらUPしたいと思います。
返信する
(テイタイムryo)さんへ (縄文人)
2022-09-05 08:40:46


先日は貴重な連絡ありがとうございました。
早速変コメを書こうとしたら、返コメ欄がないチョイト形式が異なり慌てました。
コメント発信という欄があり・・・・ここより書きました。
到着、着信したかと心配しました。
どうも、ツイター、ライン、フィスブック、などは全く使ったことなしちょいと戸惑いました。
機会がありましたら教えてください。
有難うございました。
返信する
Unknown (hirugao)
2022-09-05 08:59:39
昨夜TVを見ていたら尼寺出皆さんの持ってきてくださったものでお料理をされていました
昔は皆このようでしたねえ
女性がすごく頑張っていますものね
返信する
ま~懐かしい! (oko)
2022-09-05 11:18:22
お久しぶりに昔懐かしい沢山の場面に出会うことができました。
お母さまとの再会は格別ですね。合掌

まゆ飾りのお写真に一瞬、昔楽しんだ「なり餅」?かと思いました。
名前も由来も忘れましたが、2月頃?大きな木の枝を柱に括り付けてお餅の花を咲かせました。
固くなったお餅を火鉢で焼いてお醤油を付けて食べたおやつを懐かしく思いだしました。
返信する
お国自慢 (ぶちょうほう)
2022-09-05 11:19:01
縄文人様 こんにちは
秩父地方の食文化をこのページだけ眺めても本当に独立国並みに独特のものがありますね。
上の食べ物の中では栃餅に興味が湧きました。
あの実のアク抜きは本当に難しくて根気が要りますね。
それからおろしたての草鞋で踏んで漬け込む「シャクジ菜漬け」も面白いと思いました。

小生が秩父の”山が”でイメージするのは、こんにゃく畑と吊るし柿でした。
返信する
ほろりとしました (どんこ)
2022-09-05 19:01:54
昔懐かしい郷土の料理と人々・・・。
今は亡きお母様などの写真も、カラーで再現されていますね。
まるで生きていらっしゃるように見えます。
ほろりとしながら拝見させていただきました。

台風11号、市内にも16時25分に暴風警報が出ました。
ピーク時は6日未明とのことです。十分備えはしたつもりですが・・・。
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