兼題「末黒野・すぐろの」
自由句に世相反映した句が・・・。
「末黒野」とは
(焼野、焼き原、焼け野原、末黒)
早春に枯れ木や枯れ草を焼いた後が黒々残っている様を言う。
野焼きは芽立ちを促し、焼いた後の灰が肥料になる。良い青草を得るためでもある。
病害虫の駆除にもなっている。
句会の様子
○ 白血病快癒祈るや白い梅
○ 春浅し快癒を祈る絵馬多し
○ 春浅く虐待の娘安らかに
○ 群がりてしばしの談笑受験生
○ 野焼き果て沈む夕陽や峰染めて (縄)
○ 風しずか部落総出の野焼きかな (縄)
コメ欄は閉めています