日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

  (243)  ゾウリ作り

2006年03月09日 | 技術  道具・伝承・歴史

 戦後は今から思えば何もなかった。
自給自足・稲わらでぞうりを編み通学や遊びに使った。
その後ゴム草履になったり下駄になったり・・・。
運動靴は配給制で、
1年に1クラス(45名)に
ほんの3~5足でくじ引きで分配した。


観光地で買い求めた。
我が家の玄関に飾ってある。
家内も山行に出かけるため『足元が一番大事』という意味から
出かけるとき先ず身支度の確認。


草履の編み方

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今日のメモ 

子供たちへの伝承文化記録(覚書)

最近の記事にショイタ、ゾウリ、半鐘、囲炉裏と昔の道具、
農家の暮らしを伝承文化として掲載しています。

縄文人は農家の貧しい家に育った。子供たちに断片的に話したことがあるが
全体像、具体的なものは何も語り継いでいない。

細かいことを話しても、現代とあまりにもかけ離れていて
『ばかばかしくて話にもならない・・・・・今は違うよ・・』と、子供たちは
聞こうともしないし、また話す本人も熱意が薄れてもきた。

子供たちも大きくなり孫がいる歳となりギャップも大きい。
こうして毎日書き綴っているのは、縄文人の半生、幼少期の農家の暮らしの
懐古(ノスタルジック)の面も多分にある。
後日に読んで何か読み取ってもらえれば幸いと思っている。
そんな意味から
『子供たちへの覚書=語り部』のつもりで記録している
CDに保存している。

この『道具と伝承文化記録』を書くきっかけになったのは、
山梨県・忍野村に行ったときでした。
戦後の食糧難時代に農家が盛んにもてはやされ、
大事にしかも便利に使われていた農道具が、いとも簡単に
農家に軒下に風雨にさらされていた。
何か、いとうしくなり自分の心を傷つけていたように思えた。

 
昭和の子供たち写真集
石井美千子人形作品集から

 参考文献
農家のモノ・人の暮らし大館勝治・宮本八恵子著

 

 

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   (242) 友人が本を著す

2006年03月08日 | 総  日々是好日&出来事

【 誰ガだめにした日本 】

謹呈本が送られてきた。 
452ページの重厚な本である。
執筆に4年余を時間を要したとのことです。


伊東春海・著
近代文芸社・発行

心も凍る犯罪が頻発する日本の現状・・・。
「欲望ウイルス」に打ち克つ子供を育てるために、
まず大人たちから生き方をみなおそう ! !

要目次
1、子供のころの家庭教育
       2、戦後の一般家庭教育のありさま
3、家庭教育とは
     4、損得優先の価値観
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・、心の教育
・、『ながら族』がけじめのない人間を作った。
・、顔が物語り人生
               ・、マニュアル人間の大量生産
・、カタカナ語の氾濫
    ・、一生が修行
          ・、国のあり方かたち


江戸川コラムの会員の作品が掲載

著者は、人格、識見とも豊富な方で
『江戸川コラムの会』創立時に大変尽力された。
初代会長として、卓越した指導力で会をまとめその発展に貢献された。
著者と、この時ご一緒して、出来上がった文章を何時間でも
デスカッションして、アアでもないこうでもないと言い合った。

著者のプロヒール
       1、東京ガス・会社を退社後、企画会社を設立現在に至る。
2、npo法人・街作り協議会に参加
3、堆肥化実践クラブに参加
            4、千葉県大山千枚田保存会、棚田学会員

 

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今日のメモ

『携帯ゲームDS(川島隆太・監修)』が大人気

携帯ゲーム機の楽しみ方が中高年層にも広がっている。そして老人ホームでも流行の兆しとラジオが報じていた。特養ホームで使用したところ、動作が活発になった脳の活性化で元気が出てきた、と効果のほどを報じていた。

我が家でも昨年暮れに購入しはじめたところ、孫はもとより家内までが夢中になり驚いている。始めると休まずゲーム漬けなのでご飯を食べずにやっている。       

右手にペンのようなものを持ち左手に手帳ぐらいの画面を持ち、ニラメッコしている。私はやったことがないから分からないが、

、数分で脳を鍛える。
、手書きで脳を鍛える。
、家族で脳を鍛えう。
     などとソフトケース入れに書いてある。

発売店では、行列が出来るので発売券を配布して整理に当たっているとのことだから人気のほどが伺える。

 

 

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   (241)春の味 (ノビル)

2006年03月07日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

 山野など日当たりの良い土手などに見られる多年草で、地中には小さな鱗茎(りんけい)があり丸く白い下部にはひげ根があり、
全草にはネギのような
芳香があります。
茎は、円柱形で単一で長く伸び、晩秋から葉を出して冬を越します。
春の感じがする。


根が深いので先端の○玉をいためないように深く掘る。


水洗いしたもの
蕗の薹も近くにあったのでr摘んできた

 


短く刻んで金山時味噌をまぶした。

調理方法

1、味噌和え簡便方
ノビルを細かく刻み味噌であえる最も簡単

     2、もう1つの調理方法

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今日のメモ

春一番
気象庁は6日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より11日遅い。
 同庁によると、サハリン付近にある低気圧に向かって風が吹き込んだ影響で、関

東は南部を中心に南寄りの風が強まり、気温が上がったという 

昨日お昼ごろ、畑で玉葱を植えていた。急に風が吹き出し、あたりの雑木林が前後
左右に大きく揺れだした。何だろう・・・・・と思いながら作業を続けた。

これが春一番だった。
それにしてもこんなに強い風とは思わなかった。

 

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 (240)           玄関の飾り物(厄除け)

2006年03月06日 | 技術  道具・伝承・歴史

家内安全・商売繁盛・子授かりの縁起物

山梨県・忍野村にて 


各家庭の玄関に飾ってある


玄関中央に三角(ヒイチー)


説明書き

ヒイチ-あれこれ

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今日のメモ

啓  蟄              啓蟄

二十四節気の一つ。「啓」は「ひらく」で「蟄」は巣ごもりを意味する。
冬眠していた虫たちが、このころになると地上に姿をあらわしはじめる。
蟻、地虫、蛇、などが穴から出てくること。

昨日、区民農園の横を通りかかったら沢山の方が区分された畑で汗を流していた。
15㎡=23ケ月=11,000円

☆ 啓蟄の泥まみれなる靴洗う   (縄)


天の声
道楽に金の話をするデねえ・・・・・・。
みな楽しみに、鍬や万能を振るっているじアァ~ノウ。
人の輪、集まり、笑い、コミニケイションが生まれりゃあ~、
金にゃぁかえられんちゅう~ことじゃあネエカア・・・・・・・。
ソウユウ、コッチヤ~ムシ・・・・。 

                                                          春の小川

 

 

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(239)    春の足音

2006年03月05日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

野草園にて 

 

  
 
 

 


ベテランカメラマンが紅梅に向けて

近くの野草園に出かけた。
曇り空だったが自転車で手袋なしで乗れた。
入り口を入ると管理人さんが掃き掃除をしていた。面積には広くなく、空き地を野草園にしたので150坪くらいか。
奥のほうでカメラを構えている人以外には他は見渡らなかった。

紅梅が満開。
コンクリートの架け橋からちょうど良いアングル。
『いま終わりますから・・・少し待ってください』といって席を譲ってくれた。
野草の白い名札が地面から立つが肝心の植物は・・・
芽吹きはまだ少ない。
3月の下旬になると一斉に元気な顔を出すだろう。

★ 撮る人も 
                撮られる人も 梅の花

・ 梅が咲き始めて、その梅を美しく撮る人がいて、撮った人も清々しい心になって、それを見ている人がいて、見ている人も心を動かされて・・・
春、のどかですねぇ。

コメントをOさんから頂いた,有難う御座いました。

 

 

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 (238)     水   鏡 (三  題)

2006年03月04日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

忍野八海&鎌倉野草園


お釜池にて


野草園にて


湧池にて


水ぬるむ・・・ ?

真冬の水の中に手をいれると刺すほどに冷たかった。
3月に入り一雨ごとに春らしさを感じ、冷たいという感じがそれほどでなくなった。

これを水温むというのか。
近くの野草園に出かけたらふきのとうが葉を何枚も何枚も出し
あのかわいらしさがなかった。

蕗の薹は、早春に大形の鱗片によって下から包まれ、ちょこんと納まっているのが次第に伸びそれを摘み取り手のひらに載せる。
春を感じる一瞬で実にかわいらしい。

・・・・が、しかし水温むとは・・・やはり草木の芽が顔を出し、おたまじゃくしが池に尾びれをひらひらして泳ぐ四月頃なのであろうか?
まだ池の水も水温むにはそんな光景が見られない。

野草園でスイレン鉢に映った水鏡にうっとりして早合点したようだ。

 

 

 

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 (237)      さくら開花予想

2006年03月03日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

気象庁からさくら開花予想が発表になった。
さくらの開花は、一般的に気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなります。
今回の予想対象地域の2月の気温は、東日本(北陸・関東甲信・東海)、西日本(近畿・中国・四国・九州)ともに平年より高く推移しました。また、3月の気温は平年並か平年より高いと予報されています。
このため、本年のさくらの開花は、東日本・西日本では
平年より早い地点が多い見込みです。


西日本・東日本開花予想


近くの公園のさくら


ソメイヨシノの蕾は固い

あちこちの公園で“ソメイヨシノ桜”を見てきましたがまだ蕾は固い。
いま開花に合わせて蕾みの内部、樹木全体ががその準備にオオアラワであろう。

隣のさくら木よりきれいに咲きたい、みなと同じように一斉に
と・・・・・・・1年に1回、この時を逃してなるものかと意気込んでおられる。
桜の気持ちが伝わってくる。

桜花爛漫。
東京地方は3月下旬になると咲き揃うという。

桜と人間が一体になる時期。
ほんの4~5日を今か今かと待ち望む不思議な民族・日本人。

下関の方からイノ一番の桜の便りを頂いた・・・・


 

 

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(236) ショイタ(背負い板)

2006年03月02日 | 技術  道具・伝承・歴史

ショイタは山間地の運搬の道具でした。
急傾斜地や細い山道では荷車は入らず人間の背中に頼らざるを得なかった。
役目を終えて今は納屋に


山梨忍野村農家の軒下で


ショイタの荷の結わい方と
立ち上がり方


麦の運搬


各地で呼び名が違うが、ショイタ(埼玉)、背負子(長野・新潟)とばらばらです。
ショイタは、背負って運ぶ道具で、麦束を4~6束くらい運んだ。
日常の運搬具でさまざまな運搬具として使用された。
その人の身体の大きさにより合わせないと背負いずらいので一人一人
の専用のものが用意されていた。
働き盛りの男性であればショイタで米め1俵(16貫)を楽に運搬した。
平坦地では時代と共に荷車、りやカ-、猫車が使われた。

最近木炭が見直されてきています。昭和25年ごろまで盛んに
人里離れた山奥で炭焼きが行われた。
交通の便が利くところまでは人間の肩で
運搬しなくては方法手段がならない。
このショイタが大きな役目を果たした。
したがって農家ではショイタのない生活は考えられなかった。

参考文献
『農家の物・人の生活館 』  大館勝治・宮本八重子著 

現在は尾瀬に行くと荷物運びにポッカさんが
高く積んで使用している

 

 

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          (235)  3月弥生

2006年03月01日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

3月の別名を弥生と言う。
春の陽気に草木が弥生(ヤヨ)育つという大和言葉からそれを用いた。
啓蟄、春分、水温むと生き物が冬の眠りからさめる季節。

先月の山梨・忍野八海から早春を選んだ


池の周りのオオイヌクグリ


忍野八海・出口池を行く葛ハイ 


忍野八海・菖蒲池の若芽


富士山・千年の水が草を伝わり滴り落ちる 

オオイヌクグリ

オオイヌノフグリは、秋の日だまりの中芽生える。
草刈りされた跡地にびっしりと小さなオオイヌノフグリが芽生え、やがて花の時よりも大きいほどの葉を展開して高さ数cmほどに生長するが、真冬になると大きくなるのをやめて花芽を付けはじめる。
昼間の日だまりは結構暖かいのであろうが、夜の冷え込みは厳しく、温度差の激しい環境を堪え忍ぶ仕組みを持っているのであろう。

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 今日のメモ
胃の検査を受ける
昨日胃の検査を区の保健所でを受けた。現役を退いてからはじめてである。
申し込み制で、総勢15名で受付順であったため20分ぐらいで終わった。

係りの人が、『昨年まで無償で受けられたのですが財政難で1,000円頂いてるんです。宜しくお願いします」と丁寧に説明してくれた。そういえば、あちこちで業種別

に維持していた保険組合も財政難から解散したと新聞で読んだことがある。景気も徐々に持ち直しているようですが、こんな面にもしわ寄せが来ているとは・・・・・・・・・。

 

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