ライアン・ゴズリング演じるスタントマンのコルトはハリウッドスターのトムの主演映画の仕事中に事故を起こした事で仕事から離れていたのだが、トムの映画のプロデューサーから再び声がかかった事で現場復帰。久しぶりの仕事の上に、トムの映画は監督は元彼女ということで微妙な立場に戸惑うコルトだが、本当のミッションは、姿を消したトムを探し出す事だったのだ。
とにかく明るく、映像愛、スタント愛に溢れた映画だ。映画館で、楽しく元気が貰える2時間を過ごしたい私にピッタリの映画だった。
主人公のコルトはキャリアを中断しやや鬱々としている設定なのだが、動きだしたらキレキレのアクションの数々。シドニーオペラハウスの前で繰り広げられるアクションも、劇中劇のメタルストームの恋愛話も壮大な映像でありながらも、どちらも何かクスっと笑ってしまいたくなる設定だ。
とにかく私にとっては最高のエンタメ映画。
次々と流れる音楽もテンポ良く物語とアクションを盛り上げる。キッスのI Was Made for Lovin’ You、映画監督を演じるエミリー・ブラントはカラオケで♪Take a Look at Me Now♪という歌詞が耳から離れないフィル・コリンズの歌を感情たっぷりに歌い、予告編映像ではジャーニーのAny Way You Want Itが軽快に流れる。
制作会社はユニバーサル・ピクチャーズと監督のデヴィット・リーチが設立したアクション映画に特化した製作会社87ノース・プロダクションズ。字幕監修に谷垣健治氏のクレジットがあるのも納得だ。
映画『フォールガイ』本予告<8月16日(金)全国公開!>
映画『フォールガイ』特別映像【Introducing The Stunt Team】<8月16日(金)全国公開!>