私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

連理の枝

2006-04-16 13:24:18 | なんということはない日常
難病で病院に入院している女性が偶然出会う青年実業家。
生涯最後の恋をしようと決心する女性と、彼女に出会って初めて今までの恋が遊びだったことを改めて確認する年下の男性。
チラシの言葉からも、どんなストーリーか簡単に想像できる。

多分この話を16話のドラマにしたら、最初の4回目ぐらいまでが出会いの章。青年実業家ミンス(演 チョ・ハンソン)の自信満々な態度が気に入らないヘウォン(演 チェ・ジウ)
次の4回で、友達も交えた交際が始まり、お互いに一緒にいると楽であることに気づき始める二人。
展開の起こる次の4回。ヘウォンの病気がとても深刻なことに気づくミンス。ヘウォンはミンスを避けるが、ミンスはヘウォンの側にいることを選ぶ。
そして最後の4回。
二人は別れを前にどこまでも明るく装う。連理の枝のしたで寄り添う二人。
しかしヘウォンを見送るミンスにも、ヘウォンにいえない秘密が・・・

ずっと涙だと辛いから、これに友達のちょっとコメディチックな恋愛話と年上カップルのお話が絡んできてと、非常に定番の展開だ。(私はミンスの恋人を演じるヒョニョンの声を聴くたびに笑いそうになってしまった。コメディ場面では結構笑いも起こっていた。多分笑っていたのは、韓国ドラマ視聴経験者と思われる。)
同じような展開の韓国ドラマを何本か簡単に上げることが出来そうだ。

勿論これはドラマでなく2時間の映画故、前半はコメディタッチ、そして後半は涙と分かりやすい構成。
そういう意味では、韓国ドラマ未体験の人に「韓国ドラマ:難病と悲恋の法則」を説明するにはいい見本だと思う。

私はチョ・ハンソン演じるミンスの秘密が分かったところで、ちょっと椅子から落ちそうになった。「そう まとめるんだ・・・」かなり呆れたが、これぞ韓国悲恋物。ここでめげては今まで見た時間が無駄になってしまう。逆にこれぞ韓国物と思って最後まで鑑賞。

チョ・ハンソンにはこれからも頑張って欲しいと思う。
逆に、チェ・ジウはこれからどこに行くつもりなのか、聞いてみたい。

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連理の契、連理の枕という慣用句もあることを知る。
連理とは案外色っぽい言葉なのだ。