私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

太陽を抱いた月 第12話

2012-02-11 15:01:51 | 韓国ドラマ た行
「もうフォンの手助けをできることない・・・」とフォンの厄払いをすることをやめるウォル。
しかし彼女ではない巫女が自分の元に来たことでフォンは激怒。ウォルは再び彼のもとに呼び出されるのだ。
「私にそばに寄るなと言われたではありませんか!」というウォルの言葉に「遠くに行くなとも言ったはずだ。この思いがなんなのかはっきりするまで私の元を離れることも許さない。」というフォン。
それだけ見ると、権力を笠に着た嫌な奴という言動だが、自由がありそうでない宮廷の中で育ち、ほかになす術のないフォンにとっては「近づくなしかし離れるな」というのはウォルに言える唯一の愛情表現らしい。
厄払いを続けることになり、彼の一挙手一投足をそばで見守る彼女に「私が格好いいのは知っているから、そんなに私の顔を見つめなくてもいい。」と言うフォン。
そんなフォンの言葉に思わず笑ってしまうウォル。

しかしそんなちょっとした楽しい時間も、立場の違いには逆らえないのだ。
正妻との床入りを強く拒むフォンに「気持ちはよくわかりますが、そんな王子の態度がウォル様を窮地に追い込むことになるのです。ウォル様の身の安全をお望みなら床入りをするしかございません。」という家臣の言葉。
具合が悪いからとウォルの厄払いを受けることになったのに、いつまでも厄払いの効果が表れなかったら逆にウォルの立場が悪くなるのだ。
針治療まで受けて床入りに臨まざるを得ないフォン。

フォンの床入りを知り、夜中一人寒い外に立つウォルの元にやってくるのは「好きだ」とウォルに正直に自分の気持ちを伝えるヤンミョン。

「自分を偽らないように。」と言ってくれた彼女はヤンミョンにとってこの世で一番大事な人なのだ。
フォンを思って彼女が流す涙をつらい思いで見つめ、「僕ではだめなのか?僕が一緒に逃げようといったら一緒に逃げてくれるのか?」というヤンミョン。

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切ない恋物語は熱く盛り上がっているが、室内の場面でも出演者の吐く息は非常に白く、見ているこちらまで寒くなる。