私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

君の声が聞こえる 第5,6話

2013-06-21 21:29:32 | 韓国ドラマ か行
10年前ヘソンの証言により刑務所送りになったその男・・ミン・ジュングク。
相手の心が読めてしまうスハの能力を逆手に取り、一言も言葉を発せずにスハを挑発するジュングク。ヘソンは警察に補導されたスハの保証人になるために、同居しているということになってしまったが、彼女の家がやや汚家でも、彼女に料理のセンスが全くなくともスハとしたらヘソンを一番そばで守ることができるのだ。これ以上ない最高の環境だ。これはヘソンにも同じこと。スハがそばで裁判を手伝ってくれればこんなに素晴らしいことはない。
ましてや今度の裁判は一卵性の双子が女性殺人事件の容疑者なのだ。

検察は双子が共犯だとしているが、双子それぞれの弁護人になったヘソンとグァヌは共犯説を否定。
「それぞれが相手のことは知らない。」と言っているんだからと共犯説を否定することでどちらも無罪という道を選んだらしい(多分・・・漢字語が多い法律用語は日本語の音読みを考えて連想することができるが、そもそも法律に詳しくないのだからハードルは高い)

腐れ縁の幼馴染でもある検事のドヨンに「自分の間違いを認められない奴は最低!!」(多分こんな意味のこと)といい、すっきりといい気分のヘソンだったのだが、事実は違うところにあり。「二人は共犯」というスハの言葉にすっかり動揺してしまうのだ。

このまま二人が無罪ということで最低な奴になるのか、二人を有罪にして自分の間違いを認めるのか、悩むヘソンは、検事であるドヨンと手を結び、共犯である二人を裏切らせることで、二人を有罪にするのだが。。。。別のところにも事実はあったのだ。二人は兄(いや弟の方?)の彼女を守るために彼女の復讐のために殺人を計画していたのだ。傍聴席で泣いていた彼女の姿が目に入らなかったヘソンは、おじいちゃん弁護士から「お前は検察か?」と叱責されるが、同僚のグァヌは「彼女は間違っていないです。僕らと方法が違うだけ」とどこまでも前向きにヘソンを認めてくれるのだ。

ヘソンの母親が二人に見合いをさせようとしていたことも知らず、見合いはせずとも仕事帰りに映画の約束をするような同僚以上恋人未満の関係になるヘソンとグァヌ。
そんな二人の様子をこっそり確認しながらも、ミン・ジュングクからヘソンを守るという自分で自分に課したミッションを若者らしい真面目さで遂行しようとするスハ。

ミン・ジュングクはかなり大胆にヘソンの母のチキン屋の従業員となり、こっそり復讐の時期をうかがっているのだ。
警察が何もしてくれないと確認したスハは自分だけでミン・ジュングクと対決しようとしている。若者らしい生真面目さが頼もしくもあり、非常に心配でもあり。

恋愛、復讐、仕事愛、親子愛等々・・・・どrのエピソードもいい塩梅になっており、見ていて楽しいドラマだ。