私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アフター・アース

2013-06-29 21:23:18 | 映画鑑賞
地球を捨てて人間が別の惑星に移り住んでから1000年後、勇敢で優秀なレンジャー隊員である父と息子は訓練中に地球に不時着。傷ついた父に代わり、まだまだ幼く恐怖に打ち勝つことが出来ない息子が一人で助けを求めるために片道100キロの旅をすることになった。父は傷ついて動けないため、SF映画らしく様々な機器を用いて息子を遠隔操作。
息子は父の声を頼りに未開の地、地球を一人旅するという非常にシンプルな話。

父をウィル・スミスが演じ、息子をジェイデン・スミスが演じる実際の親子対決。
原案はウィル・スミスとのことだが、ウィル・スミスの勇気にびっくりしてしまった。
「本当の親子で映画を作られても興ざめ」とか「恥ずかしくないのか?」とか、色々雑音もあっただろうしに、自分の息子の可能性を信じ、あれだけの予算をかけて映画を作れるとは、並大抵の勇気ではない。
更に自分の役は動けない役なのだ。映画の大半は息子のジェイデンが一人未開の地球を旅する物語。
相当な勇気の持ち主でなければ、そんな映画を作ろうとは思わないんじゃないだろうか。

「危険は実際に存在するが、恐怖は自分の心の中にあるだけ。恐怖を克服出来るのは自分の力だけなんだ。」という男子小学生に見せたら、感動するお話を、特にひねりを効かせることもなく、ごくごくシンプルにあのM・ナイト・シャマランが撮っているのだ。

多分ジェイデン君にはいい経験になっただろう。

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私は結構面白かったが、人にお薦め出来るかというと、なかなか難しい。


アフター・アース (アルファポリス文庫)
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