私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

光をくれた人

2017-05-30 17:50:14 | 映画鑑賞
第一次世界大戦で生き残った元兵士は、オーストラリアの本土から160キロも離れた孤島の灯台守になる事を望む。
家族で赴任しなければ孤独に耐えらるないような厳しい仕事を選ぶ彼。一緒に島に渡る事を決める女性も、第一次世界大戦で兄二人を亡くている。
寂しさと辛さを乗り越えようと、お互いを人生の伴侶に選ぶ二人。

ただ本当の物語は、流産で子どもを持てない事を悲観した女性が流れ着いた舟の中にいた乳飲み子を自分の産んだ子どもと偽わる所から更に動き出す。
夫は妻を説得出来ず、結局自分が妻を守り決心をして、子どもの両親になる事を選ぶのだ。
実の母親は子どもを返して欲しいと願うも、幼い娘にとっては育てた女性が母親だ。
実の母親が育ての母親に感じる怒り。
妻を守れなかった夫の後悔。
夫を巻き込んでしまった事に対する妻の後悔。

そして物語は、実の母親が事実を受け止め、どうやって二人を赦すかにかかってくる。

夫婦の愛というより、人としての赦しの物語だ。


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