女医に「あなたたちは皆亡くなったのよ。」と衝撃的な話を突き放したように話し始めたため、集められたリセッターメンバー達は皆混乱する。
彼らの運命を知っていることですべてをコントロールしていることと一緒で、次に始まるのは、全てを知っている女医とリセッターメンバーの取引だ。
女医としても一方的に頼まれるのは割に合わないということで、笑いながらギブアンドテイクを提案。自分に被害が及ばずに、リセッターメンバー同士が疑心暗鬼になるような提案を持ちかけるのだ。
そんな中で浮かび上がるのは、ガヨンの事を「本当の姉のようだ」と慕っていたセリンの本性。ジョンテに襲われた彼女が亡くならなかった事で一旦は終息したかに思われた殺人の連鎖はなんと彼女の自作自演だったことが分かる。
「なぜ本当の事を言わなかった?」と刑事のヒョンジュから詰問されるジョンテは「弁護士の言う通りにしただけ」とうそぶくが、女医と取引をし、病気の妹の移植手術が速やかに住むように尽力してもらっていたのだ。
セリンは自分が悲劇のヒロインになることを望む習性があるようで、姉ばかり可愛がる両親とうまく行かなかった事、姉が交通
事故で亡くなった事など全部嘘だったのだ。更には恋人も彼女が一方的に追いかけまわしていただけの事・・・と次々と驚きの事実が明かされる。
そんな彼女の習性を生かして、リセッターメンバーの間に波風を立たせようとしていた女医。。。
一体何が目的なのか。すべてを知っているからこそ、彼らが亡くならないようにコントロール出来たという彼女だが、その目的は一体なんなのか?
セリンの遺体が発見されてショックを受けるガヨンとヒョンジュ。
バスでソウルを離れるはずだったセリンだが、急な呼び出しで高速バスを突然降りてしまったのだ。彼女が男性とジョンテの部屋に入るところを近所の人が目撃しているのだが、ヒョンジュがジョンテと一緒にいた事からジョンテ以外の男性からセリンが呼び出されたことが分かるのだが・・・・
リセッターメンバーの中でも斜めに構えていることの多かったゲーマー・・・彼とセリンが恋人と思っていた男性は高校時代の同級生。お坊ちゃまでやりたい放題の彼からいじめられていたセリンの恋人。これ以上虐められたくないと名前も変え、容貌も変えたのに、結局今になっても彼から虐められることは変わらなかった。そんな恋人の様子を見て、セリンはゲーマーの事を恨んでいたのだ・・・・
だからと言って、セリンの事をゲーマーが殺すだろうか?ただ、ここに女医との取引が絡んでくるとまた話が複雑になる・・・・
女医もアリバイがあるとUSBを提出、ゲーマーもアリバイがあるという。。。そして今まで傍若無人なふるまいが目立ったジョンテも、夫の暴力に耐えかねて殺人を計画した妹が心臓病だということで、女医と取引をしたらしいことが判明。
誰が誰と関係あるのか・・・
ガヨンは「どうして私たちがこの計画に選ばれたのだろう?これらの事件は皆この地域で発生したものだけれど・・・」と事件がヒョンジュが勤務する管内で発生していることに気づくのだが・・・・
そうなのだ・・・警察なら管内の事件に詳しいに決まっている。現場に一番先に駆け付けても一番怪しまれない人物は警察関係者だ・・・女医よりも怪しい人物の突然の登場に益々話の展開が読めなくなる。