昨日の午後、年一度の健康診断を受診したのだが、この時期故、毎年の健康診断とはちょっと違った雰囲気だった。
受診前に読むように渡された用紙には、まず何よりも先に、37.5度以上の発熱のある方、2週間以内の渡航歴、新型コロナウイルスに濃厚接触の可能性がある方等、詳細な注意事項が書かれていた。
レディース専用のそのフロアは、以前は「健康診断中に私物を持ち歩くのにお使いください」と着替え用のロッカーの中に医療機関備え付けの透明のビニール手提げが用意されており、ほとんどの人はその中に自分の携帯を入れて、順番待ちの際に自分の携帯を操作していた。
(私は面倒なので持ち歩かなかったが、見たところ、7割程の人がそのビニール手提げを持っていたようだった。)
今回はロッカーの中にそのようなビニール手提げ袋は用意されておらず、皆携帯を手に持って健康診断を受けていた。ビニール袋の消毒を考えたら仕方ないのだろう。
順番待ちの人が退屈しないように、各所に配置されていた女性雑誌も今年はどこにもない・・・
視力検査の機械のバーも一人触れば全部アルコール消毒され、以前は婦人科検診前に目を通すように渡されたビニールコーティングされた注意書きも、今年は壁に貼られたプリントを事前に確認するように変更されていた。
皆が手にする可能性のあるものを極力減らし、どうしても触らなければならないものは使用後アルコール消毒が徹底されているようだった。
健診を受診する私たちはマスク着用、そしてスタッフの人達は基本的にマスクを着用の上、フェイスシールドも使用という、念の入れようだった。
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血液検査後、止血のためにテレビが設置されたエリアで静かにしていたのだが、テレビでは大阪万博のポロシャツを着、うがい薬の効果を語る大阪知事の会見が生で放送されているようだった。その時、テレビ画面脇の時計は2時半前後。
今朝のニュースで「うがい薬を買いに来たんだけれど、もう売り切れだった」とインタビューされている人の映像を見た。○○駅前・・・・午後4時過ぎとインタビュー映像の左上に場所と時間が映し出されていた。
2時間もしないうちに、うがい薬は売り切れになってしまったらしい・・・
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血液検査の為に昼食が摂れなかったので、3時少し前に昼食。
新宿三丁目の交差点には人があまりいなかった。正確な減少率は分からないが、観光客がおらず、普段の夏休みならいるはずの学生たちがいないと、こんなに人が減ったと実感するものなのだろうか・・・