殺されたソ教授の妻が検死の結果を操作しようとした事がはっきりしてジュニの疑惑も晴れ、ヤン教授もとりあえず拘束は解かれるものの、犯人が誰なのかは謎のままだ。そんな中、カン・ソルBの論文盗作疑惑の論文だけが保存されているPCが副院長の手元にあることが分かる。(このPCがどうして副院長の手元に届いたのかもこれも謎だ・・・)
カン・ソルBは自分の父親がロースクールの副院長であることを隠して入学したのは、皆の好奇の目を避けるためだったはず。そんな彼女が殺されたソ教授の論文を学生時代盗作し、更にそれを後日コンクールに応募するなど、いくら娘を判事にしたい母の思いがあったとしても、こんな簡単にばれそうな事をやるものだろうか?全部母親の指示だったらそれはそれで怖すぎる。決して自分の盗作を認めようとしないカン・ソルBのプライドも凄いが『うちの娘がどうしてカン・ソルAでなくカン・ソルBなの?』とこんな事にまでいちゃもんをつけるあたり、カン・ソルBの母のプライドも筋金入りだ。
憲法学者として副院長の職に就いているカン・ソルBの父親は、結婚して法曹一家の一員になるものの司法試験に合格せず。それを妻、更には殺されたソ教授に指摘されていたのだ。ここでもプライド問題が人間関係に影を落とす。法曹一家の中で一人法服を着られない父を思い、母の指示で中学時代の行った盗作の事で娘を心配する父。
二人がお互いを庇いあい、結局捜査を攪乱することになってしまうのだが、どうやらこの二人は人を殺めるという罪までは犯していない様子。
副院長がヤン教授の公判で証言を翻した事で、裁判は混乱し、そしてまだまだ公判は続く・・・(検察もヤン教授を起訴したのだ。プライドをかけて彼を有罪にすべく全力投球にきまっている。)
ボランティア活動らしい法律相談をヤン教授の適切(?)な指導で、乗り切るカン・ソルAだが、幼い妹と母が暮らす半地下の家の前にあの性犯罪を犯して出所したイ・マノが引っ越してきた事で急にカン・ソルAの周辺が慌ただしくなる。
なぜイ・マノがカン・ソルAの実家の前に引っ越してきたのか・・・なぜ彼がカン・ソルAの双子の姉の事を持ち出すのか?そして居なくなった姉の本の間になぜヤン教授宛の文書が残されていたのか・・・
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殺人事件に関係はない人物でも皆何か問題を抱えているこのドラマ。現時点で何気に怪しいのは産婦人科医出身の学生だ。妙に成績がいい事、PCに詳しい事から、試験をハッキングしているのではと疑いたくなる・・・・