例年通り、バレンタインが終わるとスターバックスの店内はサクラ推しとなり、ピンク一色になる。
満開の桜をイメージしたフラペチーノは、カップの底に入っているサクラジェリーがダイスの形にカットされているのではなく、ざっくりと入っている事。ストローで吸い上げる事で形が崩れよりジェリー感が感じられるようになっている。
バレンタインの時期の濃厚なチョコレート味とは対照的に、ミルクタイプのフラペチーノは、ソフトで甘い中にもサクラを感じられるすっきりとした味わい。
ピンク色のマカロンを砕いて作ったトッピングは、水分を吸ってしまってクタっとなってしまうことなく、程よいサクサク感を最後まで感じさせてくれる。
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本当にサクラが咲いている時期に、サクラを模したフラペチーノが飲めたらいいのにと思うのだが、桜前線は少しずつ北上していくもの。クリスマスやバレンタイン、ハロウィンのように日付できっちりと分けられないから仕方ないのだろう。
桜前線と一緒に「さくら 咲くサク フラペチーノ」が飲める場所が少しずつ北上し、花見の席でサクラ関連のフラペチーノが飲めるようになる。ビジネス的に絶対ありえない事と分かっていても、そんな事があったら、面白いだろうにと思う。