ニュースを見たり聞いたりしながら「色々迷走しているな・・・」と感じる毎日。
そして報道されるニュースの中で必ず耳にする@厚生労働省の名前。
「PCR検査受けられない」 受験生悲鳴、追試の恐れも というコロナ関連のニュースはもちろんだが、
厚労省、テレワークガイドラインを見直し 休日・深夜の連絡を抑制へ という在宅勤務が増えた事に伴うテレワークガイドラインの見直しを行うのも厚生労働省の仕事。
そして、2021年3月に可能となるマイナンバーカードの健康保険証としての利用のかじ取り(とりまとめ?)をしているのも厚生労働省のはず・・・
*****
勤務先が加入している健康保険組合から送られてきた冊子に「2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります!」というお知らせのページがあった。
もちろん便利になるということを中心にした前向きなお知らせなのだが・・・・そんなにすぐに便利になるわけではないと思う。思わず次のような補足説明をしたくなってしまった。
******
(以下、老婆心ながら考えた補足説明)
既にマイナンバーカードをお持ちの方はご自身のスマートフォン等を利用してマイナポータルで事前登録することで使用が可能となりますが、次の点に注意が必要です。
*カードリーダーが設置されている医療機関のみでの対応となります。
(医療機関でのカードリーダー申し込み率は2020/11時点で17%弱)→17%の根拠はこの記事
*令和5年3月末(2023年3月)を目途にすべての医療機関や薬局などで利用可能予定です。
*****
この時期、医療機関にカードリーダーがそんなにサクサクと設置されるとは思わない。正直、「(医療機関に対して)今は別の事に集中させてあげて欲しい。今は目の前の負担をちょっとでも減らしてあげられるように配慮して欲しい」と思ってしまう。
*****
そして「2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります!」というお知らせのページにも関わらず、記事の中には「マイナンバーカードの取得はお済みですか?」というそもそものような話も載せなければならないほど、マイナンバーカードの取得率は今一つの様子。
だから、このようなことも行われているのだろう・・・・
あちこちで迷走しているなと改めて思う。